almost everyday.

its a matter of taste, yeah

それはまるで夢をみてるような気持ちだったのです

朝、髪を切りに行くという相方におつかいを頼んでわたしは食事の支度など。今日はアラバキのチケット一般発売日なので、10時ぴったり(というわけにはいかなかったようですが)にロッピーでお目当てのチケットをゲットしていただきました。今年は29日(2日め)のみ参加いたします。現地でお会いできそうな方、いらっしゃいましたらぜひご一報を。ちなみに、その前日は福島でイッセー尾形さんの公演を鑑賞する予定です。こちらも併せて、ぜひ。

相方が帰ってきてすぐ、ほどほどにいいタイミングでごはんが炊けました。献立はトマトソースの煮込みハンバーグ、豚汁、大根サラダ。いつものように野菜がっつり食です。相方のリクエストにより、豚汁にさといもを入れたので(いつもはじゃがいもorさつまいも)いつもよりややお腹にたまった気がしました。さといもはあのねっとりした歯触りが特においしいなあと思います。たまに上品な飲み屋さんとかで完璧にぬめりを取ったさといもの煮つけをいただくことがありますが、あれはあんまり好きじゃないです。表面がてろん、としてるくらいのがおいしいのに。もったいないなあ。というのは単に、うちのママンが「ぬめり取りすぎない派」だったからかもしれませんが。育った環境ってでかいですね。食生活は特に。と今さらながら。

ごはんを食べてお風呂に入って競馬中継が終わるのを待って、自転車と徒歩で駅前まで。141をひやかして北京餃子でごはんを食べてタワーであちこち試聴したりしたのち「風林火山」と「華麗なる一族」を見るという相方としばし分かれて、わたしはマカナへ。ドロノフネの、今日こそ本当に最後らしいバンド編成でのライブを見に行くのです。昨年10月28日のあのワンマンを「これが最後だ」と泣きたいようなせつない気持ちで耳に目に胸に焼きつけた身としては、今日は祭りのような気がしてしまいます。踊れ!騒げ!みたいな。フロアに降りてみたら、他のお客さんもそういう気持ちだったのかどうか分からないけどあのときみたいなしんみり感はあまり感じられませんでした。

その後すぐに始まったベッキーていうバンドのベースの男の子が、Tシャツから突き出た腕の感じといいあの平べったい胸板といい背中の傾けかたといい、身体つきがことごとく15年前の小沢健二さんに似ていて変にどきどきしました。よく見てみたら髪形まで似てましたよ。エレキソックスは男臭くてファンキーで踊れて楽しかったです。

で、いよいよドロノフネ。しょっぱなからいきなり「アカウタ中華街」が来たのでうわーこの後どうするんだー?とまずびっくり。例によって夢中で踊りたおしていたので曲順とかは忘却のかなたですが、どの音源からもバランスよく演奏してくれた気がします。あの前フリで「春の歌」を歌うとは思わなかったなあ。「僕が深い海を泳ぐ理由」のイントロ引きのばしてメンバー紹介やってくれたのが楽しかったなあ。欲を言うなら「平安京」と「天井世界パズル」と「種子島」もやってほしかったなあ。って、言ってたらきりがないか。終演後、物販をちらりと眺めてみたら前述のワンマンライブのDVDが出てたのでつい購入。それと、既に廃盤になっててもう手に入らないと諦めていた旧譜が1枚だけ残ってたので併せてそちらもお買い上げ。獲物をねらうわたしの目線が血走っていたのではなかろうか、とそれだけがやや気がかりです。ああ、たのしかった。この後約1か月半、かなしいことがあったらこれを見ていろんなことに耐えようと思います。おやすみなさい。

後日追記:ドロノフネセットリスト(オフィシャル発表)

1.アカウタ中華街
2.日本海
3.三条河原
4.僕が深い海を泳ぐ理由
5.春の歌
6.ロックンロール
7.インソムニアック・シティ
8.アナログ人間
9.回転球体

アンコール1
10.即興ブギー
11.前進ニソクホコウ

アンコール2
12.ひらひら

アンコール3
13.夕張鉄道