almost everyday.

its a matter of taste, yeah

占いの類は基本的に都合のいいことしか信じない

はまったな。
やればやるほど、もがけばもがくほど、やることなすこと裏目裏目に裏返っていくような気がしてなりません。ねじれて回って3回くらいは正面に戻ってきちゃったんじゃないかっつうくらいです。例えて言うなら「Aというやり方を信じてそれに従ったら、後になってから実はBのほうが正しいのがわかり、最初からやり直してそれが完成した直後に『4月からはCの方針が採用されることになったから再度やり直して』と告げられる」ような、そういうことがもろもろ一度に重なってなけなしの自信みたいなものがぼろぼろ崩れ始めてきておると、そういった状況なのであります。これもまあ単純に勉強不足ってことなのだけれど、それにしたって今年はちょっと、制度とかルールとか枠組とかがばたばた変わりすぎ。ちっともペースに乗れてません。あううう。これも修行だ。耐えろ俺。

帰り道、理由は自分でもよくわからないけど田山花袋の「蒲団」が読みたくてうずうずして仕方ないので最寄りの書店へ。しかし探せど文庫は見つからず、思い出せるあらすじを頭の中でなぞりながら別の本をぱらぱらと立ち読みしました。昔の本、少なくとも自分が生まれるよりずっと前の、表紙をめくった途端に古い紙のにおいが立ちのぼるようなああいう文庫本が読みたいです。舞姫でも痴人の愛でもいいけれど、今はきっと潮騒じゃだめだ。いかれた恋愛を端正な文章で描いてる古い古い本が読みたい。なんでだろう?それとは全く関係ありませんが、いま出てる婦人公論の表紙の綾戸智絵さんがあんまり素敵なのでちょっとだけ気持ちが和みました。インタビューページの写真はもっと素敵でした。いいなあ。こんなふうに笑えるようになりたいなあ。おやすみなさい。