almost everyday.

its a matter of taste, yeah

さらに真夏日

目を覚ましたら、やっぱり今日もいい天気でした。仕事へ出かける友人の早起きに乗り切れず、出かける彼女を見送ってそのままふたたび記憶を失い、すっかり日が高くなった頃にようやく外へ出かけました。ありがとう。疲れてるのにつき合わせてごめん。次こっち来たときはしこたま飲ませてもてなそう、と心に決めました。覚悟!
三軒茶屋をしばらく散歩した後、暑さと路上からの照り返しに音を上げて電車にとびのり、高円寺へ。しばらく前から気になっていたcafe apartmentへ行ってみました。小ぢんまりとした穏やかな雰囲気、靴をぬいでテーブルにつくあの感じ、こげ茶色の毛足の短いじゅうたん、低いテーブル、とどれをとっても「友達んちにごはん食べに来た」って気がしてゆるゆるリラックスできました。温かいオムライスを食べたらすっかり眠たくなってしまって、うっかりすると意識を本当に目を閉じてしまいそうだったので安全なところでお店を後に。いいとこだったな。また来たいです。

・・・って、今これ書いてるのが午前3時。4時間後にはもう出勤です。さすがに寝るべか。続きは明日にします。おやすみなさい。

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というわけでここから翌日分です。cafe apartmentを出たあとはよろよろとそこらへんのネカフェに入って2時間あまり熟睡、後は純情商店街をひやかしたり円盤(という名のお店)を見に行ったりしました。ガード下で真っ昼間から焼酎のんで焼き鳥食べてるおじさんたちがすごく気持ちよさそうでうらやましかったです。いいなあ。わたしもやってみたい。

18時すぎに秋葉原へ。乗り換え以外でここの駅に降り立ったのはたぶん初めてだと思います。トミーザグレイトはしばらく前から(かれこれ5年くらい?)ずっと好きなのだけれど、実を言うとライブはたった一度しか見たことがないのですごく楽しみにしてました。サポートでキーボードが入ったりヒップホップぽいリズムが入ってたりして、前より音が厚くがっしりしたような気がします。それにやっぱり、何が好きって、あの声が!甘いようなすうすうするような、やわらかいのに少しだけはりつめているような、嘘をつくのが下手そうな、何となく心細そうな、どきどきさせられるような胸をかきむしられるような、そういう稀有な歌声なのです、わたしにとっては。そしてたとえば、そんな声でぽっかりと何かをあきらめたみたいに歌われる曲に「喜びと悲しみとリズムと星に願いを」だなんてタイトルつけられた日にはもう、たまらないわけです。好き。大好き。

ネハンベースはいつもながらすごいことになってました。マモルさんが出てこない間にニルヴァーナ弾いて叩いて遊んだり、出てきたら出てきたで"ANA"のときにふざけてヴァンヘイレン(BOAT企画のコンピ盤でカバーしてたあれです)とかジャクソン5とか弾き始めたり、最終的には流血して病院送り(になったらしい)。ネハンベースのすごいところは、あの楽しくて仕方ないですっつう笑顔とあとはもうひとつ、いちばんポップで盛り上がる"9/8"がぶっちぎりでいちばん踊れない(ていうか難しすぎるのですよリズムが)ってことだとわたしは勝手に思ってます。かっこいいな。そしてマモルさんは歌うますぎだな。変な具合にくやしくなるほど上手いんです、歌が。ああいうふうに歌えたら気持ちいいだろうなあ、ってよく思います。うらやましい。

帰途の都合上、トリのcontiは見ないで会場を後に。うー、もったいない。でも十分たのしめました。来てよかったな。