almost everyday.

its a matter of taste, yeah

休みの日に寝そべったままで聴く雨音はいつでも変に心地よく響く

昨夜は23時前にくたりと寝入ってしまって、そのまま朝の9時すぎまでただの一度も目覚めることなく深い深い眠りに落ちておりました。目が覚めてからもしばらくの間はふとんの中でうだうだと、互いにぺたぺた腹やら首やら触りあって夢から抜け出せたようなそうでもないような。何故なら、この季節の朝は大抵いつでもふとんをどちらか片方がひとりじめしてしまっており、奪われた方は寒くて先に目が覚めるからです。半分ねぼけたままでも身体は無意識のうちに暖かさを求めてるんでしょうか。しかし、眠ってる人間の腹とか首っていうのはどうしてあんなにも暖かいのでしょうね?それはまあいいとして、早く、早く、タオルケットを今すぐこっちによこしなさい(今朝はわたしが敗れたのでした)。

10時すぎ、ようやく覚醒して遅い朝ごはんを。冷蔵庫に買い置きの焼きそばがあったのでそれを作りました。が、添付の粉末ソースは使わずお気に入りの塩だれで味つけ。せっかく緬がつやっと白いままなので、具もそれに合わせてもやし・えりんぎ・豚肉と白っぽいもので揃えて仕上げてみました。にんにくが効いてたせいか、初めてつくってみたわりには好評だったのでうれしいです。付け合せは蒸しなすともやしのぽん酢和え。こういうときはさっぱりめのお野菜が必要ですね、やっぱり。

夕方、相方をバス停まで送り届けた後はのんびりお風呂に浸かって本を読んだり宿題したり。それにしても、お風呂あがりにこうして半裸でビール飲みつつもろきゅうかじって音楽聴いて呆けていても寒くない、もっというなら暑くもない、何をするにもちょうどいい季節というのは実にすてきなものですね。お風呂あがりにつめたいもの(と言えば今ならもちろんビールなわけですが)といっしょにいただくきゅうりはどうしてあんなにおいしいのでしょう。誰かと一緒のときはいちおうスティック状もしくは薄切りにしてお皿に盛るきゅうりも、ひとりの夜は塩でずりずり洗ってそしてへたとしっぽを歯で噛み切ってそのまま丸ごと味噌つけただけでかぶりつきます。そうするとほぼ自動的に、頭の中ではとなりのトトロのあの幼い姉妹がおんなじようにしてきゅうりを食べる場面がフラッシュバックするわけです。特に思い入れがあるわけでもないのにね、ジブリ。そういう記憶のおかげで余計においしさが増してるんでしょうか。わからない。わからないけど行儀のわるさも重要なポイントであるような気がしております。人前じゃまずやらないもんな、こんなこと。小さなタブーは大抵なんでも楽しい、かもしれません。小さければ小さいほど。意外であればあるほど。おやすみなさい。