昨夜は何だか妙なぐあいに心がざわついてしかも人恋しく、そのくせ誰にも会いたくないうえそれでも誰かに話を聞いてほしい。という恐るべき子供たちも真っ青(かもしれない)な駄々っ子ダウナー状態に半ば侵されかかっていたため、冷蔵庫の中のお酒を片っ端からのんでみたりお風呂で悲しい本を読んでみたり気持ちいい曲を聴いて飛び跳ねるように踊ってみたり(こういうとき、階下が空き部屋というのは実に好都合ですね)したのだけれど、当然ながらと言うべきか何と言うかうまく言い当てられないながらもやはり気持ちが満たされることはなく、半ば不貞寝に近い気持ちでふとんにもぐりこんだのでした。しかし、ここしばらくのやさぐれ飲んだくれ生活により肝臓が鍛えられたのかなんなのか理由は定かでありませんが、相当しこたま強い酒ばかり煽るようにして飲んで眠りについたとは思えないほどすっきりさっぱり酒が抜けて、あろうことか午前3時に切れてたスイッチが突如復活するかのごとくぱちりと目を覚ましてしまいました。で、電源入れっぱなしネットに接続したまんまの青白く光るPC画面をぼんやり見つめて、赤い文字が光るところをぽちりと押したら、とてもとても嬉しい言葉が書き連ねられていてただそれだけですっかり気持ちを満たされてしまって、ちいさな笑みがなかなか口元から消え去ってくれないような困った顔のまま静かに穏やかにふたたび眠ることができたのでした。わたしの好きな、大事なものを、遠く離れた誰かも好いていてくれる。というのはとてもすてきで幸せなことだなあと思います。それがどれだけ嬉しかったかっていうと、あんまり幸せすぎるので、そのメロディを耳の奥でなぞりながら目を閉じたくらいなのですよ。うふふ。
ここ数日は仕事もわりと農閑期というか、それなりに穏やかにすすめられてる気がします。しかしながらこの平穏無事な日々も長くは続かないらしく、早々に新たな課題と研究テーマを与えられてしまい軽く途方に暮れたりもしているところです。なんだろう。わたし、この職場での本分である「経理屋」ってとこからだんだん、しかし確実に遠ざかりつつある気がしてきました。どこまで行ったらゴールが見えてくるんだろう。ていうか、ゴールしたらしたで今度は休む間もなく次のスタートラインに立たされちゃいそうな危機感および切迫感もあり。つらいけどしんどいけど、今まで知らなかったことを新しく理解できるようになるのはやっぱりおもしろいのでとりあえずがんばってみようと思います。立ち止まるにはまだ早いのです、たぶん。おやすみなさい。