almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ムーン・パレス / ポール・オースター 訳:柴田元幸

おもしろいです。それに、とっても読みやすい。内容が平易というわけではないのだけれど、文章が短くて完結でリズミカルで、文字を目で追ってその意味を理解しようと思うより先にすうっと言葉が自分の中にしみこんでくるのがわかります。おいしい水をのんだときに、身体の中を水がめぐっていくのがわかるみたいな心地よさがあります。いま第3章まで読み終えたところですが、ここでひとつの話が終わったとしてもかまわないと思えるくらいに(※あくまでも、現時点においては、の話ですが)おもしろいです。この後どうなるんだろう?どきどきしてます。