almost everyday.

its a matter of taste, yeah

feel like being tied on the wheel chair

アヒルと鴨のコインロッカー [DVD]昨夜はその後、「アヒルと鴨のコインロッカー」のDVDを見ました。日付が変わる頃にようやく見始めたので、途中で眠たくなったら続きは明日にしよう。と思ったのですが、ぱっちりと目を開けたまま(ついでに言うなら口もたぶん半開きのまま)するんと最後まで見てしまいました。やわらかくスクリーンを包む、あまり彩度の高くない滲んだような光が、4月の仙台の景色にとてもよくなじんでると思います。きれいだったな。きれいと言えば、瑛太さんの声もきれいですね。いや、きれいっていうのとはちょっと違うか。穏やかによく響く、わずかに艶のある声とでも言うべきでしょうか。それから、やっぱり、濱田岳さんがとてもよかったです。気のない返事とか曖昧な相槌とか寝起きのぼんやりした感じとかびくっとして固まるところとか、そういう小さなしぐさがいちいち絶妙にナチュラル。「早く結末を見届けたい、でも見終えてしまうのが惜しい」という不思議な気持ちにさせられました。見慣れた景色が次々でてくるのも、何だかくすぐったいような気がしてよかったです。もういちどあの海に行きたい。
メダラそんなこんなで遅い時間にもかかわらず気持ちが高ぶってしまい、なかなか眠気が訪れませんでしたが、なんとなく気が向いてひさしぶりにビョークの「メダラ」を小さな音でかけてみたら意外なくらいに早くすとんとまぶたが落ちてくれました。ビョークの声には力強さと表裏一体の無防備さのようなものがあって、おそらくはそのせいで高揚させられることもあれば頭を撫でて寝かしつけられるように感じることもあるのだろうな。というようなことをわたしは勝手に思っているのですが、どうだろ。
何日ぶりかの、すっきりと気持ちよく晴れた朝でした。しかしやはり建物の中はうっすらと寒いままで、咳をしたり風邪をひいたりしてるひともちらほら。わたしはと言えば昨夜の祈りもむなしくしびれが来るよな痛みに腰を貫かれ、まるごと1日どんよりしたまま黙々とデスクワークをこなして過ごしました。何しろ、席を立ってほんの数メートル先まで歩くのすら難儀するほどなんです。ああ。やっぱり昨日のあの体調のよさはただの偶然だったのでしょうか。かなしい。かなしいので今日はさっくり仕事を切り上げてまだ明るいうちに部屋へ戻り、ゆっくりお風呂に浸かって存分に身体を温めた後でほんの少し強いお酒をいただいて痛みを紛らわせています。何が何だかよくわからなくなってるうちに眠ってしまえばこっちのもの、かも。おやすみなさい。
ちちめも:よいはなしとそうでないのがひとつずつ。いとだいちょうのさいけんさはいずれも異常なし、ただしてんいはひざにも及んでいる模様。きょうはわりとたいちょうがよいのだとか。あすからはとぽてしんのとうよがはじまります。効けー!