映画「コドモのコドモ」を見てきました。
- まずは映像が綺麗でした。空も緑も光も雪も。
- ことさらに「田舎感」をアピールしすぎないあたりが原寸どおりの現実感を作り出してるなあ。と東北人は思いました。
- トクマルシューゴさんの音楽は、劇中音楽というより効果音の延長のようでした。
- 光のゆらめきや風のざわめきに寄り添うような、ささやかな音づかいがしっくりなじんで気持ちよかった。
- 「それはさすがにありえないでしょう」と「それわかるわーどうにもならない現実だわー」が交錯して、シーソーみたいに気持ちが揺れるお話でした。
- まるで夢みたいなことと代わり映えのしない日常、が常に隣り合ってる。というのがもっともファンタジックなことかもしれない。と思ったり。
- エンドロールで初めて流れた民生さんにやや唐突さを感じるも、最後の最後に「これでいいのだ」的なおおらかさを見せてもらったような気持ちになりました。
- 必ずしもハッピーなだけの終わりじゃないかもしれないけど、それでも明日は続いていくよ。って背中を押してもらったみたいな。
他、思い出したらまた追加します。
映画のあと、パルコで開催されてる「ナンシー関 大ハンコ展」を見に行きました。決して広くはないスペースにずらりと並んだおびただしい数のハンコにただただ圧倒されるの巻。ずーっと前にたぶん文春で見たつんく×小沢さんの「なあ、オザワくん」ていうハンコの原版をこの目で見ることができて嬉しかったです。他にもたくさん「あ、これ知ってる」「何で見たかは思い出せないけど確実に既視感あり」ていう作品があって、目を皿のようにしてじーっと見てきました。紙に押したのと併せて展示してくれたらきっともっと見やすかったんだろうな。けど「この細やかな技をぜひ見て欲しい」ていう展示側の思惑もわかる、気がする。
19時すぎ、相方と合流。部屋に戻ってビール飲みつつテレビ見たりとか。色とり新ルールby板尾さん、の後に相方が録画しといた連ドラ。吉瀬さんのエロさに悶絶。何もしてなくてもエロいってどういうことだ。あと、みうらはるまさんは「ファイト」に出てた最初のほうのもっさりカメラ小僧がとても愛らしかったので、最近の金髪とかキッとした目つきに時の流れを感じてしまわずにいられません。ここらでちょっと眠気がきたのでお風呂に入ったら、上がったところでちょうどぴったりLLRが出てきました。なんでこれなんだ。他にもっといいやつある(と個人的には思う)のに。箱根予選会の結果をみてひとしきりどきどきし終わったのでそろそろ眠ろうと思います。おやすみなさい。