ついさっき、携帯電話に、自分と末尾ひとつしか違わない番号からの着信がありました。3回ほど鳴った後ですぐに切れてしまったのだけど、その3回が何だかやけに長く感じられました。うっかり出たらややこしいことに巻き込まれそうな匂いがするけどそれでもやっぱりちょっと気になる、うわーうわー出たい出たいよどうしよう。相手がどんな人か知りたい。でも怖い。でもそれを好奇心が上回っちゃうかもしれない、ていう逡巡。もっかい来たら次こそ本当に出てしまうかも。しかし、そのひとは、いかなる経緯を経てそれを実行に移したのでしょうね?それもこんな時間に。いや、こんな時間だからこそ?
さいきんすきでたまらないひとの日記をみたら、そのひとも昨日の月に触れていらしたのでちょっと嬉しくなりました。ずっと遠くに離れていて、言葉を交わしたことさえないひとと自分が、同じ夜に同じ月を見ていられることをささやかな奇跡のように感じます。勝手に。おやすみなさい。