almost everyday.

its a matter of taste, yeah

great things

始発のバスで仙台入り、公開初日にしかも初回で鴨川ホルモー鑑賞。大いに笑って終演後、夫と最初に交わした言葉は「阿倍がQちゃん*1にしか見えない…」でした。ここまで完璧に見解がシンクロするなんて滅多にないことです。すごいよ。いや、実際すごかったです山田孝之。惜しげもなく次々に繰り出される変顔の数々、にもかかわらずまわりがあまりに濃すぎてちっとも主役然として見えないあたりが特に。濱田岳栗山千明荒川良々も想像以上のはまりっぷりで、見ていて思わずにやにやしちゃいました。
ただし。あの込み入ったストーリー(もしくはルール)を映画の尺に収めるためにはやむを得ないと頭では理解しているつもりでも、それにしたって少々話はしょりすぎでしょ?という気持ちは拭えませんでした。阿倍が高村に打ち明け話をするくだりだけは省かないでほしかった…。あと、できることなら楠木×阿倍のクライマックスをもっと盛り上げてほしかったです。どしゃ降りの雨の中で叫ぶ栗山千明が見たかった。言い出したらきりがないのは分かってるけど、上記2点は譲れないなあ。うーんうーん。
あと、濱田岳の高村は満点以上のパーフェクトでした。わたしの中でいま最も輝いてる男子、それは濱田岳。彼にまつわるあらゆる全てがいとおしくてたまりません。一体どうやったらあんな空気を纏えるんだろうか。どこにでもいそうでどこにもいない、唯一無二の普通感と愛らしさ、そして憎たらしさ。たまらん…!
映画の後はモールで買い物、紀伊国屋穂村弘表紙の文藝夏号など。読み応えたっぷりの対談に唸るの巻。これからまたじっくり読みます。何かあればまた後ほど。