09.カキフライが無いなら来なかった / せきしろ×又吉直樹
購入前になんとなく予想していたとおり「腹を抱えて大笑い」というのではなく「後からじわじわ来る笑い」に満ちた本でした。その「じわじわ」が、「あーそれ分かるわー」ていう共感に基づくものだけじゃなく「そういう見方もあるんだ？」という驚きから喚起されるものも多くて、それが何だか嬉しかったです。余白という名の静けさに満ちた本だけど、笑いのひらめきがそこかしこにある。いい買い物をしました。又吉さん、いつか単独名義での本を書いてください。待ってます。
