almost everyday.

its a matter of taste, yeah

scorpio

朝6時、遠路はるばる夜行バスで駆けつけてくれた伯母たちをお出迎え。全員ぐったり眠たい目のまま、それでも一応ほがらかに食事をとり、ひと休みして黒い服に着替えてお寺へ。本日は父の四十九日です。ふつうにカウントするとその日が松の内にあたってしまうため、日程を大幅につめて年内に法要をとり行うことにしました。11時、近しい親族だけ集まって皆で声を合わせてお経を唱え焼香をし、お骨をうずめて線香をあげて長い祈りを。
四十九日が終わるまでの間、故人はたいてい家のまわりに居続けている。というのがこの辺りではごく自然なこととして捉えられていて、それは信じるとか信じないとかいうのとは少し次元の違う、言わば「残された側のささやかな望み」みたいなものであるようにわたしは思うのですが。きのうきょうと実家にいて、どうやらそれが少しは本当かもしれないと思わされるいくつかの出来事に思い当たり少々ふしぎな気持ちになりました。そうだったらいいのにな。皆でたのしく飲んだり食べたりしてるんだから、ちょっとこっちにおいでなさいよ。と手招きしたくなるような、そういう穏やかな気持ちです。おやすみなさい。