almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2010年第3回・本日のライブ ながれるもりのかいじゅうたち、もがけ!ドレミでカーニバル!@K'S STUDIO

ライブ会場はスタジオ、入場料はドリンクなしの500円、全5バンド出演てことは1組あたり100円?!という、今まで経験したことのないライブ。とにかく熱くて暑くてたいへんでした。スタジオの1室にお客がみっしり30〜40人、空調は家庭用エアコン一台のみ。ほぼサウナ状態で、拳ふりあげて踊ってたら何度か酸欠になりかけました。真冬だったらちょうどいいかも。いいや、冬でも暑いかも。
トップバッターのラニーは序盤ハウリング地獄。音が落ち着いてきた中盤以降は至極きもちよく踊れました。ギターのひともドラムのひとも早い段階から脱いでましたが、ギターのひとに至ってはラスト下着と靴下だけになってました。聴いてるほうも暑いんだから、演奏してるほうはさらに数倍暑いんだろうなあ。
2組め、ソンソン弁当箱。初見。そこはかとなく80年代な見てくれと天使の輪(ボーカル・ドラムがナイスキューティクル)に目を奪われました。同じリフを何度も何度も繰り返し、絶妙に気持ちいいタイミングでギターがちょっと転調してくる曲構成がかっこいい。地下鉄の駅名を列挙していくパンクな曲にノックアウトされ、終演後に「あれ素敵でした」と声をかけてみたら「上りと下りで2バージョンあるんです」との返事にしびれました。10月にリリースされる音源に収録されるらしい?ので出たら買います。
3組め、kokyu。個人的に本日のクライマックス。前述のコンディション難ゆえか機材トラブル頻発するも、これまでのどのライブより長く演奏を聴いていられたことがまずは単純に嬉しかったです。序盤から「ゲダウェイ」「異教徒の踊り」「回教徒の朝」が一気に聴けてあやうく昇天しかかりました。念願だった音源もようやく買えたし、とてもしあわせ。部屋に帰って中を見てみたら、予想に反して歌詞カードが封入されていたので驚きました。特に根拠はないのだけれど、なんとなく付かないような気がしてたんです。まずは音だけしばらく聴いて、そうしてそれから歌詞を読もうと思います。おいしいものは二度味わいたい。
ライブはこの後も続きますが、あまりの暑さに体力の限界を感じこれにてリタイア。会場内で声をかけてきてくれた、初対面のかわいい女の子とあれこれ話をしながら帰途につきました。甘くせつなくほんのりビターなガールズトークに身悶え。また遊ぼうね、と約束しあって連絡先を交換するの巻。もしもわたしが10歳若い男子だったら、まず間違いなく即刻恋に落ちてた気がします。いい夜でした。