almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2010年第4回・本日のライブ group_inou _tour@仙台HooK

ツアー初日が今日、ここ仙台。うれしいなあどきどきしちゃうよ。会場に入るなりSEが!!!の"myth takes"だったもんで、開演までの待ち時間もビール片手にゆらゆら揺れておりました。以下、いろいろ書くのでたたんどきます。ネタばれ注意。
まずは対バン、オウガ。初見。名前だけは以前から知ってたものの、まともに音を聴いたのは今日が初めてでした。何て言ったらいいんでしょう、「さらさらに乾いた音だなー」というのが第一印象。どこまでも直線的で匿名性の高いリズムに、まるで雲の上から降り注ぐようなきらきらぎゅわぎゅわしたギターが絡むと途端にがらりと響きかたが違ってくるというか。ふしぎな音でした。わたしのストライクゾーンからはちょっと離れてるけどおもしろいなーと。
オウガでたっぷり1時間、のち約20分のセッティングを経ていよいよイノウ。HooK、こうして見るとステージけっこう広いんですね。イマイ機材が上手、ステージ前面端ぎりぎりくらいのところにセッティングされたもんでcpスペース広い広い。1曲めは当然新譜からやるものだとばかり思ってましたが、その予想を鮮やかに裏切るまさかの"STATUS"からスタート。cp、声よく出てるなあ。それに二人とも楽しそうです。客も盛り上がってる。2年前の初来仙時とはえらい違いです。きもちいい。しかし、cpはあれだけ動いて声出してるのにほとんど全く汗かきませんね。湯あがりみたいにびしょびしょになってるイマイとは対照的。フロアの熱はどんどん高まり、中盤以降明らかに冷房の強度がアップしてました。暑い。熱いよイノウ。
全体的にみて、新譜からの曲はわりと忠実に再現されてましたが旧譜からの曲はおおむね原型をとどめてませんでした。こんなに長いセットで見るのも初めてだ。それとライブ中、イマイが"FAN"の収録曲を指して「昔の曲が続いたんで、そろそろ新作からも」と言ったのが印象的だなあと。このひとたちの時間は今、きっとものすごくめまぐるしいスピードで流れてるんだろうなーと思いました。たった2年前のことも、彼らにとっては既に遠い過去なのかしらと。
他、MCではDateFMの話など。この生出演のために今朝は4時だか5時だかに出発されたのだそうです。イマイ曰く「俺ら、売れてるんですよ東京では。それはインディーズでやってて地方に来る機会がないからなんだけど、せっかく来たんでプロモーションもして帰ります」だとか。ああ、直にこの耳で聴きたかったな、DJさんに〆の言葉を振られてしどろもどろになってるcp。
それからもうひとつ、「無類のアンコール嫌い」らしいイノウにはめずらしく再度登場してくれたのが嬉しかったです。というわけで以下、うろおぼえセットリスト(順不同)。ESCORTからは1曲しかやらなかったんだなあ。また何か思い出したら追加します。

  • STATUS
  • LAMP
  • PR
  • SHIP
  • THERAPY
  • ZYANOSE
  • QUEST
  • COMING OUT
  • MYSTERY
  • KEN SHIT
  • HEART
  • RIP
  • MAYBE

アンコール

  • GRAZIE