almost everyday.

its a matter of taste, yeah

When You Sleep

離れて暮らす友人より、久々にメール。「昨日のKOCとシュール5、どうだった?」という本文を読んで、いまさら初めてその事実に気がつきました。あらら、この週末だったとは。昨春こちらに越してからというもの、わたし、本当に笑いに疎くなりました。というより、そもそもテレビ自体あまり見なくなってる。特に平日。朝の情報番組を除けば、それ以後いちどもリモコンに手を触れない日がほとんどです。理由は簡単、単にやることが増えたから。家事の分量はさほど変わらないものの、仕事帰りに本やCDをチェックしたり映画を見たり、はたまた軽くお茶してみたり、という新たな楽しみが増えた分だけ家での余暇の時間配分が変わってきてるんだろうなー、ということに今さらながら気づいた次第です。生活習慣って、環境によってわりと簡単に変わるものなんだなあ。と驚いてみたりとか。
それからもひとつ、ここに来てからはラジオが聴けるようになった。というのもわりと大きな理由かもしれません。引っ越し前の住居はどういうわけか異様に電波状態がわるく、FM・AMはおろか地元のコミュニティ放送さえもまともに受信できなかったりしたので。今は家事の傍らにDateFMを聴くことが多いんですが、一時期ヘビロされてたマルーン5アンダーワールドあたりの新譜はリリース前から既にたっぷり聴き込んだような気にさせられたもんでした。米を研いだり野菜を切ったりしながら気になるライブのチケット情報なんかを知ると、ものすごく有益に時間を使ってるように思えて嬉しくなります。それはただの貧乏性。
おもては雪です。昼すぎまではこれでもかと景気よく降り続いてましたが、さすがにそろそろ打ち止めでしょうか。などと考えながら仙台に戻ってきたら、車道の雪がまるごと溶けてて驚きました。今朝は新幹線が遅れるのを見越して普段より更に早い時間に家を出たんですが、夜明け前、降りしきる雪の中、誰の足跡もついていない真っ白な道を歩きながら聴いたマイブラが想像以上にうつくしくてくらくらしました。自分がとても小さくなったような、そして今にも白い雪の中へ溶けていってしまいそうな錯覚にとらわれて目眩がしたんです。鼻の奥が微かにつんとするような、甘いような痛いような目眩だった。おやすみなさい。