almost everyday.

its a matter of taste, yeah

徐々にではありますが、同業者との情報交換が少しずつできるようになりつつあります。双葉の辺りに実家があるひとは「家の十数メートル手前で津波が止まった」といい、また、地震時たまたま屋外にいた知人からは「お前んところ、相当揺れてたぞ。こんにゃく縦にしたみたいだった」と言われ身の毛がよだつ思いをしました。その建物の中で、外で、今日も働いています。「危険だから雨に濡れてはいけない」と言われてはいるものの、残念ながら物理的に不可能です。大丈夫、この程度で死ぬはずがありません。もう決めたのです。じたばたしない。してもどうにもならないから。
先ほど、甥姪にウルトラサイダーを買おうとしたらダイドーの自販機に「おおきにー。おつかれさんでした」と明るく言われて胸がぎゅうっとなりました。ああ、不意打ちはいけません。こんなことにさえ気持ちが揺れるくらいには、いろいろ張りつめてるんだろうか。ここはまるで真空です。わたしたちは今、たしかに不便な生活を強いられています。でも、もっともっと辛いひとが他にいると思うと口をつぐんでしまわずにいられないのです。息が詰まって苦しい。苦しい。吐き出せないから吸い込むこともやはりできない。そうは言っても、吐き出し口はどこかに自分で見つけるより他にありません。風穴をあけるのだ。
そういえば。午後、プレオーダーを申し込んでいた6月のライブの当選通知メールが届きました。3か月先には、いったいどんな生活が待っているのかしら。今はまだ想像もつきません。できる限り前を向いていたいです。