almost everyday.

its a matter of taste, yeah

一か月の節目の日、あの時間に皆で黙祷を。どうぞ安らかな眠りを。
それから3時間とたたないうちに、またしても強い揺れ。どうして。よりによって、なぜ今日のこの日でなければならないのでしょう。今ここでこうしているわたしたちを突き放すようなあざ笑うような激しい揺れに、初めて、はっきりと強い憤りを覚えました。同時に底深いやるせなさも。実体を伴わない自然エネルギーが、悪意を持って強い意志でこの厄災をもたらしているように思えて仕方なかったんです。そんなことがあるはずはないのに。
あの地震は(一時的にではあるにせよ)、鉄路を断ち切ることでわたしたち家族の生活を壊しました。あの津波は、わたしの第二の故郷の町並みを奪いました。そして、この地を世界的に有名にしました。誰も望まなかったやりかたで。福島で生まれたこと、福島で育ったこと、さらには今この瞬間を福島で過ごしていること、それらすべてに対する無言の(あるいは無意識の)圧力は日増しに大きくなるばかりです。悲しいけれどそう認めざるを得ません。これ以上、ここで何を壊して何を奪おうというのでしょうか。そういうふうに食ってかかる相手がいてくれたらまだよかったのに。
今日はとりわけ余震の回数が多く、速報メールの受信だけで携帯電話のバッテリーが切れかけるありさまでした。どうか、せめて夜の間だけでも心穏やかに過ごせますように。おやすみなさい。