almost everyday.

its a matter of taste, yeah

2011年第7回・本日のライブ TANOSHIIIII!!!!!2011@仙台PARK SQUARE

フロアに足を踏み入れるより先、受付を待つ間にも扉の向こうからは盛大なドラムの音が。明らかにSEとは違う楽しげなその音色を追うようにして中へ入ると、フロアに置かれたスネアを叩きまくる出演者をぐるりと取り囲むようにオーディエンスがおもちゃの楽器を叩いて、吹いて、皆でリズムをとっていました。これは確かにたのしいな、というかいっそ血が騒ぐとかそういう感じに近いかもしれません。
いしばしさちこさんはよしむらひらくバンドのコーラス担当。ふわんとやわらかな歌声が可愛らしかったです。雨先案内人は今日もやっぱり楽しかった。中盤で演奏された新曲は、3拍子かつ西山さんボーカルの意欲作でした。かーなーりタメの効いた、しかも楽しげな黒猫のタンゴみたいな。それと「楽しく死のう」は今日のイベントの裏テーマだったりするのかしら、なんてことをふと思ったりしました。絶景、格好よかったです。なんてドラマチックなバンド名、と思ったら音はもっとずっと刺激的なんですね。流麗なピアノを弾きつつ歌う小悪魔女子ボーカルと、マーズヴォルタ的に手数の多いドラムの一騎打ち。はげしい。かっこいい。金色は、ずいぶん久しぶりに生で聴いた気がします。あのボーカルさんは華子みたいだな、といつも思う。「落下する夕方」の。あくまで自分の中でだけ。「回転木馬」の音源がほしいなあ。今日は演奏されてないけど「動物ごっこ」もほしいです。よしむらひらくさんを見るのは二回目、やっぱりきれいなひとでした。そして岸田さんはやっぱり大きなひとでした。それにしても、よくよく考えてみたらよしむらバンドにはボーカリストが3人もいるってことになるんですね(いしばしさんと絶景さん)。それってすごいな。
そしてそして、最後の最後にkokyu。もう、ずっと、見たくて見たくてうずうずしてたんです。本日はサックスのひとがいない5人編成、こんなにも熱く走る気合いの入ったkokyuをみるのは初めてだったかもしれません。ゲダウェイ-異教徒の踊り-畜生-回教徒の朝、という冒頭4曲の流れはアルバム曲順とまったく同じで、ならばいっそ丸ごと一枚演奏してくれたらいいのに!みたいな無茶を無意識のうちに願ってみたりとか。海まで-バラック-目をつぶってダンス-井戸と水、ああもうやっぱり気持ちいいなあ。だいすきです。今日のところはひとまずメモだけ、後ほどまとめて整理するかもしれません。