almost everyday.

its a matter of taste, yeah

人類学・その他100の物語

わたしは引き続き夏休み、夫は今日からお仕事へ。というわけで、今朝は「もしもわたしが専業主婦だったら」をテーマに過ごしてみることにしました。夫が目覚めるのに合わせて朝食を用意し、出勤するのを見送ってから洗濯機をまわし、ざっくりと掃除を済ませた後で洗濯物を干し、ガス台とシンクを磨き上げ、お風呂も洗い、しかるのちにお茶を淹れてスッキリを眺めつつひと休み。ああ、こうしてるとなんかちょっとだけ手際のいい主婦になれた気がする…!という錯覚に酔いしれつつ外へ。手際がいいか否かはさておき、朝のうちにやることやれると気分がいいですよね。という話でした。しかし、毎日これをやるとしたら大変だろうなと思います。ママンは偉大なり。
まずはフォーラムで映画のチケットを買い、メディアテークで雑誌を読むなど。借りたかった本をあちこち探してみたら、これまでずっと貸出中が続いていた「変愛小説集Ⅱ」が運よく戻っていたので喜びいさんですぐ借りることに。スキップしたいような気持ちでお向かいの喫茶ホルンへ赴き、美味しいカレーをいただいたのちコーヒー飲みつつじっくりゆっくり読み進めました。ダン・ローズ「人類学・その他100の物語」が特にツボです。バリー・ユアグロー的にアクロバティックで呆気ない感じがすてき。
13時45分、フォーラムにて「木洩れ日の家で」。モノクロの奥に色彩が透けて見えてくるような、光に満ちたうつくしい映像でした。「90歳を過ぎてなお美貌と誇りを失わないグランマの人生最後の日々」というストーリーも静かで穏やかで休日の午後にうってつけだったのですが、惜しむらくは今日がレディースデーだったということ…。周囲をぐるり見渡せば、スクリーンの中のグランマには遠く及ばないものの孫のひとりやふたりいてもおかしくない奥様方がそこかしこに。何だかちょっとさびしくなってしまいました。そして今後は、火曜日のフォーラムおよびチネには足を踏み入れまいと思いました。とにかく混んでた。それに恩恵がないのです、会員だから。
映画のあとは石井屋でパンを買って帰宅、雨には降られずにすみました。ゆっくりお風呂に浸かりつつ借りてきた本を読むなど、何から何まで充実した休日。明日からまたお仕事がんばります。おやすみなさい。