almost everyday.

its a matter of taste, yeah

いっぱい食べる君が好き

修学旅行シーズン到来。今朝だけで、高校生の集団をふたつみっつ見かけました。駅が、ホームが、若い熱気でむわんむわんしてる!朝からなんだかくらくらしました。たのしんできてね。
夜明け前、姉のおしゅうとめさんの夢をみました。
振り返ってみると、姉はまだずいぶん若い頃に嫁に行きました。また、相手とはけっこう歳が離れていました。そんなわけで親御さんはいずれも当時すでに還暦を迎えており、わたしはわたしでまだ高校生でした。結婚を前にわが家で両家の初顔合わせが行われた際、緊張感がピークに達するかと思われたその瞬間にたまたま部活から帰ってきたわたしは「ただいまー。ねえ、これ食べていい?」と言うが早いかジャージの袖をまくり上げ、大皿に盛られた煮物をほぼ全部ひとりで平らげたといいます。伝聞調なのはわたしが当時のことをあまりよく覚えていないからで、にもかかわらずこうしてここに詳細を書き記せるのは何故かというと、以後おしゅうとめさんと顔を合わせるたび毎回のように「あんなに気持ちいい食べっぷりの女の子、見たことないわ」「だって煮物よ?こんな若い子が、煮物もりもり食べてたのよ?それもあんなに美味しそうに!」と言われ続けたからに他なりません。おそろしいですね、体育会系の食欲ってやつは。
その出会いのインパクトがよほど大きかったのか、姉の家に遊びに行けばほとんど毎回「煮物食べる?」と尋ねられ、食べたら食べたで「足りなくない?お腹いっぱいになった?」と心配されました。卒業しても二十歳を過ぎても結婚しても、ずっとずっと「食べっぷりのいい女の子」として可愛がっていただきました。そのおしゅうとめさんが亡くなって、そろそろ4年たちます。お線香を上げに行かねば。
そんなわが実家の煮物は、大きく切った大根・にんじん・ごぼうに練り物各種、こんにゃくと車麩がたっぷり入ったつゆだく仕込みです。今となっては自分でも作ろうと思えば作れそうなものですが、芋煮会レベルの大鍋で大量に作らないことには雰囲気が出ないので、なかなかその気になれません。そうした事情を知る母もやはり、わたしが帰省するたび決まって煮物をつくって待ちます。わたし、一体どれだけ煮物好きだと思われてるんだろう。好きだけど、確かに。今でも。
まあ、それはそれとして。自分が食事を作る側になって初めて分かったこと、それは「よろこんで食べてもらえたもののことはいつまでも忘れない」ということでした。「自分が作ったものを美味しそうに食べてくれるひとはだいたい皆いいひとに見えてくる」ってのもあるなあ。このへんテストに出ますよ!男性のみなさま。
最後にひとつ、課外活動のお知らせ。映画「アップサイド・ダウン」を福島で上映してください!福島にお住まいのUKロック好きな皆様、ぜひに!よろしくお願いいたします。おやすみなさい。