almost everyday.

its a matter of taste, yeah

I don't sing this sad song

経費削減のため、ある調査を郵送ではなくメールで実施することになりました。
その調査には現況確認が欠かせないため写真の添付を併せてお願いしているのですが、わが職場のネットワーク環境がたいへん貧相であるがゆえ心苦しくも「ファイルサイズは合計○メガバイト以内」という制限を設けさせていただいております。そうは言っても写真が膨大な数になる、分割しても送りきれない等の理由により郵送に頼らざるを得ないケースが頻発しており、様々な業種のクライアント様から送られる書類をばさばさ捌くのがここ数日のメイン作業になりつつあったりします。それでふと思ったこと。経営状況は封筒に現れる、かもしれない。
むかし聞いた噂というか都市伝説に「どこかの企業のOLさんが使用済み封筒を裏返して再利用していたら上司に『やめてくれ、会社が傾いたと思われる』と叱られた」というものがありますが、そこまで極端な話ではありません。ふつうに使いますけどね、裏返し封筒。さすがに外へは出さないけども。しかし潤ってそうな会社は違う。何が違うって封筒が厚い。単純な話、めちゃめちゃ紙質がいいんです。今回の仕事に限らず、ここ10年くらいはメール>郵送が世間の主流になりつつあって封筒を使う機会もずいぶん減ったし、使ったとしても定形の長3(A4の三つ折りが入るサイズ)がほとんどなので違いがさほど目につかなかったんですね。しかしこれが角2(A4が折らずに入るサイズ)だと、ものの違いが如実にわかってしまってびっくりします。ある自治体の封筒は風が吹いたら飛ぶようなペラペラのクラフト紙に明朝体一色刷りと清貧そのものだったりするのに対し、上場企業ともなるとケント紙ばりに白く分厚くカラフルなロゴが添えられてたりもするわけで、なんていうかこう、ピンからキリまでという言葉を正しい意味でかみしめるような実感が味わえるわけです。ここでは直接関係ないけど、むかし「ピンとキリはどっちがすごいの?」と疑問に思ったとき「『ピンからキリまで』は『一から十まで』という意味ですよ。したがって『ピン』が上位と言われています」とすぐに丁寧かつ的確な教えを授けてくれたのは担任のO川先生でした。こういうことっていつまでたっても忘れない、というよりセットで記憶に刷り込まれてる気がします。そんなことない?
ちなみに、前述のケント紙封筒はあまりに丈夫でしかも綺麗なのでクリアファイル代わりに再利用させていただいております。下手するとクリアファイル以上に長持ちするんじゃないか、という疑念さえわいてきそうです。そして、言うまでもないことではありますが、そんなわが職場の封筒もやはりクラフト紙でできています。質実剛健
おゆうはんの後、錦織さんの食わず嫌いがあまりに可愛いので思わず見入ってしまいました。えへへと笑ってゆっくりしゃべるとどこにでもいる普通の男の子みたいだなあ。男女を問わず、こういう落差をみると変にどきどきしてしまいます。たまらん。おやすみなさい。