almost everyday.

its a matter of taste, yeah

世界の本当は、残酷で無造作で無関心なんだって

朝、いつもより10分早く家を出て駐輪場定期の更新に。事前に手元の定期利用証を熟読、念のため市のサイトもチェックしてから窓口を訪ねたというのに、どこにも記載のない「定期シールの持参」を求められ大いに驚くなど。古い自転車は既に処分しました、したがって定期シールは持参できません。と伝えるも聞き入れてもらえず押し問答、時間切れにて終業後再度赴くことに。
そして終業後、ふたたび窓口へ。朝の顛末は一応伝わっていたらしく、そしてこの時の職員さんが朝とは別のてきぱきしたおじさんだったため至極スムーズに手続きを終えることができました。このおじさんのホスピタリティがすばらしく、手際がよくてにこやかなので朝のもやもやもすっきり一掃。めでたし。
ところが。新しいシールを貼り付けにきた別のおじさんがやけに高圧的で「今回は特別だからね!今度からちゃんと持ってきてね!」と声を荒げるものですから、せっかく消えたもやもやが再燃してしまいました。なので、ちいさな仕返しを試みました。「あのー、わたし、こちらへ伺う前に利用証を読み返してホームページもひととおり読んできたんですが、もしかして見落としたんでしょうか。ぜんぜん気がつきませんでした、どこに書いてあったのかしら」…我ながら底意地がわるいと思いましたが、公式にアナウンスされていないことで責められるのは心外です。もしもあの親切なおじさんがいてくれなくて終始こんな対応だったりしてたら、そのへんきっちり謝るまで冷徹にロジカルに論破してたよ多分ほんとうに。やあ、こわいよね!大人って!
それにしてもです。わたし、ずいぶん我慢強くなったなあ。これが歳をとるということなのでしょうか。だったら加齢もわるいことばかりじゃないな、という気がしてきました。これはこれでいい傾向かもしれないなと思います。
そして今日は、ずっとこれを読みふけっておりました。本日発売。

新潮 2012年 01月号 [雑誌]

新潮 2012年 01月号 [雑誌]

巻頭は中村文則「迷宮」、書き下ろし250枚。そして古井由吉×又吉直樹対談!これだけでもう個人的に垂涎ものだというのに、他のラインナップも年末に相応しい錚々たる顔ぶれです。新潮はいつも職場のお昼休みに読んでいて、1か月かけて端から端までゆっくりじっくり楽しむことにしているのですが、今日ばかりは早く続きが読みたくてしかたなくて新幹線の中でも駐輪場の待ち時間にも手放しませんでした。感想などはまた後日。ああ、しあわせ。おやすみなさい。