almost everyday.

its a matter of taste, yeah

脳ミソ血をのぼらせて闇雲にのたうちまわる


昼休み、TLに流れてきたデーモンとノエルの握手画像に時の流れを感じるの巻。あれから早20年弱、そりゃあ丸くもなるんでしょうね彼らでさえも。件のふたりのあれやこれやが昔話になるというならそれはもう、デイヴさんのあのシャープすぎた顎のラインだってしっとりメロウな曲線を描いて然るべきなのです。20年とはそういう単位だ、間違いないよ。ああ、それにつけてもたのしみだなあロンドン五輪。開会式にブラーとニューオーダーが出るんですってよ!いったいどの曲やるんでしょうね、わくわく。
18時35分、チネで「キツツキと雨」。おーもしろかったあああ。ひとつひとつのシーンがとても丁寧に撮られていて、話の先を読むというよりもっと、パズルのピースが端からきれいにはまって行くような気持ちよさを味わえました。敢えて言うなら「そんなに何もかも上手く行ってたまるかー」みたいな気がしてきちゃうくらいにテンポがよくて、実際に映画の現場のひとが見たら鼻白むかも…というか、そもそもこのお話自体が「映画の中で映画を作っている」という入れ子の構造になってるんですよね。撮影は楽しかったのかしら、それとも?どっちだろ。お風呂のシーンがよかったな、それと三回忌の後も。頭を丸めた高良さんはうつくしいね。
それからもひとつ、舞台となった村や林や集落がいちいち霊山のそれとだぶって見えて、懐かしいと言うよりほとんど胸が痛くなる思いでした。お経もまったく同じだったよ。ちょっと泣いたよ。さめじ元気にしてるかなー、と寺の息子を思い出したりとか。おやすみなさい。