almost everyday.

its a matter of taste, yeah

こんなんありえなくない?

  • ふいー、出張おわり。1泊2日、普段は履かない踵の高い靴で裏方仕事に奔走してたら膝から下がびっくりするほどバキバキになりました。いたたたた。
  • いったん自宅に戻り、荷解きもそこそこに鍵と財布と電話だけ持ってKスタへ。今夜の試合はやけにさくさく進んでて、新幹線を降りた時点で既に8回表が始まるところでした。おうおう、ずいぶん早いのね。
  • 前述のとおり肉体疲労がしんどかったこともあり、帰宅前の夫とのやりとりでは「来られるならおいでよ」「そっちに着くころちょうど試合終わっちゃうんじゃないかなー」などと行くのを渋ってたんですが、最終的には「そんなことない。ここから逆転劇はじまるよ!」という夫のひと言でKスタ行きを決めたのでした。そしたらまさか、本当にあんなドラマチックな結末が待ち受けているだなんて。
  • 現地に着いたら9回裏が今まさに始まるというタイミング。ここ仙台は本日大雨、今はかろうじて持ちこたえてるけど体感湿度は100パーセントです。にもかかわらず自由席は売り切れの満員御礼。井口の2000本安打がかかってるから?違います。先着2万人に入場特典で緑のレプリカユニホームが配布される日だから、です。それぞれ単体で見たら特にどうとも思わないけど、えんじと緑って重ねちゃいけない組み合わせだと思いませんか。彩度の低い補色同士が殺し合ってて、暑苦しいことこの上ないです。まるで梅雨の夏のクリスマス…。
  • そんなことはさておき、この9回裏が凄かったんです。結論から言ってしまえば満塁押し出し同点からのヒットでサヨナラ勝利を収めたわけですが、場内の熱気が何て言うかもうとんでもなかった。わたしはこの日ネット裏で観戦してたんですが、とにかく声援の大きいことといったら!1球ごとに辺りがどよめき、応援団の太鼓の音さえかき消されてしまうほどでした。
  • これはスタンドに限った話ではなく、ベンチで打順を待つチームメイト達も皆身を乗り出して声を張っていたのだとか*1。ファウルで粘りに粘った嶋がとうとうヒットを放った瞬間、全員総出で駆け寄るシーンはまるでリーグ優勝を決めたかのような歓喜っぷりでした。あれ、凄かった。本当に凄かった。

  • 2000本安打は持って行かれたけど勝ち星は譲らん、田中の無敗は俺らで守る!」みたいな気迫がびしばし漲ってたのに加え、最後の最後に決めてくれたのがキャッチャーの嶋、というのも実に劇的な幕切れだなあと。初めて見たよ、こんなに熱いサヨナラ勝ち。帰り際、ネクタイぐぢゃぐちゃのサラリーマンが熱っぽく語ってた「優勝したら飛び込まないとな、広瀬川」という発言がツボでした。やめて!死んじゃう!*2おやすみなさい。

*1:帰宅後ニュースぜんぶ見ました。いいよねえ、勝利の余韻

*2:浅いから