- シフトの都合で水曜朝に赴任先へと戻った夫が、昨夜遅くにまた帰ってきました。そうかそうか、そんなにわたしに会いたいのかねフフフ…というようなことでは全くなく、単にあちらの住環境が過酷すぎて*1気が滅入るという切実な理由から非番のたびにせっせと帰ってくるのでした。大変ですね。
- 昨夜は特に遅番上がり、そのうえ半日以上何も食べてない。といった事情をあらかじめ聞かされていたため最大限の敬意を払い、ドーナツ*2を買い込みカレー*3を煮込み到着に合わせて米を炊く…という万全の態勢にてお迎えしたのですが、炊き上がった米を混ぜ混ぜふと我に返り「これって何だか、毒殺前の最後の優しさみたいだな…」などと物騒な考えが脳裏をかすめたりもしました。いかんいかん。そんなことはないです。決して。
- それとは直接関係ないけどわが家では、こういうふうに自分の手柄や善行を相手に知らしめたいとき必ず声をワントーン上げて「わたし偉いなー。ドーナツ買ってカレー煮て米炊いて寝ないで待ってたの偉いな偉いな偉いなー」とひと息にまくし立てることにしています。言われた側が同じ調子で「偉いなすごいな嬉しいなー、ありがとー!」と返すところまでがワンセットで、他のリアクションは一切認められません。芝居ががった節回しで、大げさすぎるくらいに声を張るとなお分かりやすいです。
- 互いが常に全てを察して感謝し合えたらこんなことはしなくていいはず、とは言えなかなかそう上手くは行かないわけで。ならいっそ、お互い褒めてほしいときはその都度申告し合えばいいんじゃね?という試行錯誤を経てこのようなシステムが定着したのでした。以後「気付いてよー、早く気付けよー、何で気付かねえんだよおぉぉぉ」みたいなイライラを溜め込むことが一切なくなり非常にすっきりしたもんで、同意や共感って大事なんだなと実感した次第であります。うちにはこれが向いてたんだなー、とも。
- 帰宅したらばイラク戦も既に終盤。決まりそうで決まりきらないもどかしさと、松木と中山の叫び声と。遠藤さん、Aマッチ150試合達成おめでとうございます。おやすみなさい。