almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Happy End of the World

  • あたらしい家族が増えることになりました。
  • これまでの生活が一変すること、それによって実家・義実家との関係性もが変わりうること、夫と離れたままで上手くやっていけるかどうか、などなど不安を挙げればきりがありませんが、ありがたいことに今のところは「思いがけないタイミングでもたらされた思いがけない事態を楽しみたい」という気持ちがそれを上回っています。怖さ半分、よろこび半分といったところでしょうか。
  • 幸い、あたらしい家族は今のところとても良い子です。暴れん坊でも気難しくもなく、ハリボーベアが大好きな、見事に割れた腹筋を持つ男子です。姉の息子です。つまり甥です。
  • 彼が越してきたのは3月上旬、というわけでそろそろ同居も3週間。甥、前述のとおり、現時点では同居人として非常に優秀であります。思春期も反抗期も既に終えているハイティーンとは、これほどまでに扱いが楽なのか…!ありがたいことに成長期も一段落しており、食費がべらぼうに増えることもなさそうです。それに、この子、何でも食べる。出されたものは残さない。夫と同じだ。すごく楽。
  • というわけで。すこし前からごはん写真の皿数が中途半端に増えつつあるのはこういう理由によるものだったのでした。単純な話、3人で食べるごはんというのは楽しいですね。何を話すでもなく、ただ同じテレビを見て笑い合うだけでもほっとする。新しい友達ができたらどんどん外へ出て行くのだろうし、食卓を共にするなんてきっと今のうちだけなのだろうけど、なら今のうちにいろんなことを楽しんでおこうと思っています。ふふふ。
  • それからもひとつ、想定外の事態について。甥という庇護の対象と暮らすことによって、自分自身の暮らしがほんの少しずつまともになりつつある(!)ことに驚いています。これってなかなか凄い気がする。
  • というのも。これまでずっと長いこと自分ルールに則って暮らしてきて、かつそのルールを夫とも共有していたために、一旦ダレると歯止めが利かなくなりがちだったんですよね。ついつい物を出しっぱなしにするとか、前後不覚になるまで酔うとか、ひとつひとつは小さなことでもすごくダメな感じのやつ。これまで何度「二度としない!」と誓っても三歩歩けばすぐに忘れたあれやこれやが、特に苦もなく自然と身につきかけてるんです。これはどうしたことでしょう。
  • 思うに、いい格好をしたいのでしょうね多分。いや、もしかすると失望させたくないという気持ちのほうが強いかもしれない。気心知れてる相手とは言え、それでもせめて最初のうちは、みたいな。「身近な大人の規範とならねば」とでもいうべき気持ちが無意識のうちに出てるんだと思います。自分の子はおろか弟も妹もいない、寮生活もルームシェアもしたことがない自分にとって「年少者と暮らすこと」自体が初めて尽くしなのだ、という事実をひしひしと実感する毎日であります。
  • 最後に。これはあんまり大きな声じゃ言えない*1けれど、上に書いたようなことを経験したり考えたりするうちに「こどもを産み育てる」だけが家族じゃなくてもいいんじゃないかな?という気がしてきたんでした。わたしはわたしにできることをするよ。今までもこれからも。
  • 以上、なんとなくエイプリルフール的にネタっぽい話題なのでこんな時間に書いてみましたが、嘘ではないです。念のため。

  • さてと、何とか新年度。新入りさんへの各種アナウンスやら何やらの雑務であっという間に日が暮れました。今週はあと2日、これでどうにか収まるところに収まるのかしら。嵐の予感。

ケビン・バーンズ率いる of Montreal 全国8ヶ所を回る大ツアー決定!
http://moorworks.com/2015/04/of-montreal-super-japan-tour/

  • というわけで、新譜リリース後の来日公演をアナウンス済みだったオブ・モントリオールがどどーんと追加7公演を発表。まさか仙台にまで!うおおおお。
  • ただね。わたしにとってオブモンと言えばアパ様、そしてワイキキレコードなのですよ。一度でいいから見てみたい、ケビンとアパ様の邂逅…!福岡の対バンがfolk enoughだったり、金沢に至ってはメンツがあまりに豪華すぎてちょっとした小規模フェス的様相を呈してたりして何だか凄いことになってます。どうなる、仙台。おやすみなさい。

*1:ような気がしているのだ