almost everyday.

its a matter of taste, yeah

嫌になって嫌になって嫌になってゆく

  • けさ10時すぎ、突然なんの前触れもなく職場の至るところから緊急速報メールの着信音が。思い出したくもない記憶がぶわぶわ蘇ってきて、全身の毛穴という毛穴が粟立ちました。オチとしては吾妻山の噴火警戒レベル引き上げを想定した訓練に過ぎなかったのですけども、本当に本気で心臓に悪かったです。実際、ちょっと涙目になってた。こんなの嫌だ。もう嫌だ。いちいち怯える自分が嫌で耐え難いです。
  • 日経ニュースメールのヘッドラインからリンク先へと飛んでみて「何だこれ?」と思った記事。本日昼時点でのアクセスランキング1位だとか。ほえー。

  • 仰ることは至極まとも(タイトル通り)なのだけど、読み進めるうち本筋とは直接関係ないところがあちこちもやもやしてきました。何故って、(1)学生時代はひとり暮らしで(2)学費はもちろん仕送りもきちんと貰えていて(3)就職先は20万円以上のボーナスが必ず支給される優良企業、これら全てを満たすレベルが当たり前。というか、それ以外の世界がこの世に存在することすら知らない*1かのような筆致なんですもの。びっくりしちゃうよ。
  • 文末プロフィールによれば筆者さんは72年生まれ。ということは高校-大学時代にバブルの天国と地獄を両方見てきた世代のはずで、ひょっとしたらものすごい苦労の末に現在の基盤を築き上げた上で読者層をきっちり見極めターゲットを絞り込んでこの記事を書かれたのかもしれません。が、どうにもこうにも視野が狭いというか、いろんな意味で想像力に欠ける底の浅さのようなものを感じてしまった次第です。
  • というのも。自分の周りの新卒さんに限って言えば「学費は出してもらえても仕送りはない(あったとしても家賃+光熱費程度)、生活費は自分で賄え」といったケースが多く、学生時代にある程度のやりくりを身につけてきた子ばかりなのです。当然ながら、被災した子はそれ以上の苦労を強いられています。学生時代に十分な仕送りを貰っていた子はむしろ少数派で、借金してまで浪費するような子がそもそも見当たらない。何て言うかこう、単純に「ズレてんなあ」という気がしました。筆者さんが標榜するモデルケースとしての「大卒・仕送り・ひとり暮らし」に自分が一切かすりもしないからイラついてるのかなー、と己の狭量さを省みたりもしたけれど、必ずしもそれが全てじゃない気がするし。重ねて言うなら、業績悪化や給料カットでやむにやまれず奨学金を頼ってる日経読者のおとうさんがこれを読んだらいたたまれない気持ちになるんじゃ…と要らぬ心配までしてしまいました。実際、多いと思うんですよね。新卒の時点で既に奨学金という名の借金を背負ってる若者が。
  • ていうか、そもそも「20代から始める バラ色老後のデザイン術」ていう連載タイトルからしてちょっと夢がなさすぎやしませんか。貯蓄は大事よ。それは分かる。でも、バラ色の老後を目指すあまりに灰色の20代を過ごすとしたらそれは本末転倒じゃないかしら。若いうちに枯らした花が老後に開く?いえいえ、蕾も育たないでしょうよ。
  • 先発は塩見。おかわりさんに打たれた以外は満塁のピンチも切り抜けるなど好投したのに、それでもやっぱり勝ち星はつかず。不運だわー。不憫だわー。それはさておき、後藤のソロと銀次のタイムリー、青山-福山-松井の継投で貯金1に持ち込めたのは喜ばしい限りです。3位浮上ですってよ!ひゅー!おやすみなさい。

*1:あるいは、自分には一切関係ない世界として切り捨ててそう