almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Pitiful Girl

  • 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
  • 昨夜は紅白の結果を目前にして寝落ち、その甲斐あって7時台に起床。ニューイヤー駅伝、直前番組から入場までフルセットで観戦できました。いやー、幸先がよいです。一年の計は元旦にあり。
  • コースに犬が乱入のくだりはあれですね、あってはならない事態でしたね。再発防止へ向けた今後の取り組みを真剣に考えなければなりますまい。この大会に限らず、一般道を使用するあらゆるレース共通の課題として。いや本当に、「犬がしたことですから」とか軽く考えちゃいかんですよこれは。
  • 髄膜炎で夏の世界陸上を欠場した今井さんが5区区間2位の力走。よかった。よかった。ほっとしました。柏原さんはここ何年かずっと、ストライド広めのふわっとしたフォームなのが気になってます。一歩一歩を地面に突き刺すような、あの鬼気迫る走りをもう一度。ずっとずっと期待してるんだよ本当に。あとは今年も松宮さん(兄)がお元気でよかったです。移籍先の愛知製鋼でもずっと出場し続けて欲しい。

  • トヨタ自動車の二連覇を見届けた後は、年賀状を選別しつつお茶など。遠くに越した旧友が3か月前に第三子を出産していたことを知り、あわてて連絡するも「いやさーほらもう、3人めだしね?」などと照れ笑いされ慌てて郵便局へと走るの巻。それはそれ、これはこれ!お祝いくらいさせてくださいよ、いやマジで。その後は東照宮へ初詣、おみくじは小吉でした。夫は大吉。ひゅー!
  • ちょうどいい節目の日なので、そこらへんの話も少し。中高あたりまでほぼ横並びでいた友人たちと自分の境遇がどんどんかけ離れていくことについて、周囲がどうも遠慮がちなのはさすがに薄々わかってきてるし自分でも気を遣わせて悪いなーと思ってるんです、これでも一応、それなりに。周囲には未婚も既婚も子持ちもいるけど、既婚で子なしで別居でそのうえ新幹線通勤、さらに甥と同居してるだなんてレアケースはどこを探してもいないんですよね。そりゃそうだ。後ろ暗いところはひとつもないつもりでいるけど、何となく訳ありっぽく見えても仕方ないステータスだと思います。中でもとりわけ「既婚で子なし」の部分が周囲の口をつぐませてる感、ものすごくある。ここ数年は特に。
  • 話は突然変わるんですけど「海辺のカフカ」を初めて読んだとき、ジョニー・ウォーカーの猫殺しと血まみれのカフカがどうしても上手く結びつかなかったんですね、自分の中で。でも、あるとき無差別殺人のニュースを見ていて不意にすこんとそれが腑に落ちたんです。あの犯人は、時と場合が違っていればわたしだったのかもしれない。わたしは運がよかっただけで、家族も友人もいて、仕事にもありつけて、そのおかげで道を踏み外さずに済んでるだけなのかもしれない。わたしが流すはずだった血がそこで流れているだけなのかもしれない。加害者にも被害者にもなり得たのかもしれない。今はたまたま傍観者なだけで。その違いは紙一重に過ぎない、理性や努力でどうにかなってる部分なんて本当にちっぽけなんだって。自分を買い被っちゃいけないんだって。
  • それとこれとを一緒くたにするのはあまりに乱暴だけれども、良いことだって本質はだいたい同じなのだろうなという気がしてきてるんです。遠くどこかで生まれた子がいつか、わたしの後輩として働く日が来るのかもしれない。行きつけのお店に勤めることだってあるかもしれない。与えられた役割が違った、ただそれだけのことかもしれない。そういうことなら、それはそれでいいんじゃない?というふうに考えられるようになったらば、だいぶ頭がすっきりしてきたように思うのでした。
  • できないことを嘆くより、できることを少しでも伸ばしていけたらいいと思います。今年だけじゃなく、これからずっと。おやすみなさい。