almost everyday.

its a matter of taste, yeah

離陸を待ってる

  • さてと。今のところ何ひとつ変わった実感がありませんが、この安寧こそ上皇さまと上皇后さまの願ったものに違いないはずと信じることにいたしましょう。東北のいち庶民はささやかながら、使い古した茶の間の座布団カバーを新調して新しい元号をお迎えしました。この先の毎日を、変わらず穏やかにありふれたものとして過ごせますように。
  • というわけで、今朝は早起きして仙石線にごとごと揺られて松島へ。8時すぎにはお店に乗り込み、この日最初の美味しい食事をキメました。どーん。

  • 小雨の降る中、朝もはよから観光バスのお客さんたちでテーブルはほぼ満席。…と思ったのは最初のうちだけで、15分ほど待つうちに最初の第一波が去ったおかげでゆったりお寿司を味わうことができました。こちらは県内に複数の漁船を持つ船元が経営するお店で、とにかく新鮮で安価でボリュームがあってとても美味しい。あら汁は巨大な大鍋からたっぷりよそっていただけます。幸せ…。
  • たんまり食べていい気分になった後は「なんかもう、既に横になりたいくらいの気分だねえ」と口々に言い合い、その場でぐぐって見つけた足湯スポットへ。結論から言うと、ここがかなりの穴場だったんです。漁船が居並ぶ岸壁にほど近い旅館の一角、誰でも立ち寄れるフリースペースながら我々のほかに人の姿はなく、完全に貸し切り状態。これ幸いとごろり横たわり、小一時間ほど至福の食休みを堪能いたしました。たいへんお世話になったので、次回はぜひ泊まりに来たいものです。

  • 全身ほかほか&血のめぐりがやけに良くなった頃には、朝から降り続いた小雨もすっかり止みました。通りのお店をひやかしたり笹かま手焼き体験に歓声をあげる団体客を遠巻きに見たりした後は、いざ次の目的地へ。

  • そうです。キリンビール工場見学であります。写真のとおり、連休中にもかかわらず瓶詰ライン、缶詰ラインの両パッケージング工程が稼働しており大興奮。こんなの初めて…!勢いあまってガイドのお姉さんに話を聞いてみたところ「賞味期限表示の関係で、この工程は上旬・中旬・下旬のそれぞれ3日間くらい稼働することが多いんです。大抵いつも午前中で終わってしまうのですが、今日はギリギリご覧になっていただけました」だそうで、日程的にもタイムスケジュール的にもドンピシャだった模様。こいつぁ春から縁起がいいぜ!

  • この日の試飲は一番搾り・スタウト・一番搾りプレミアムの3種。おととし福岡工場で初めて飲んで最高に美味しかった贈答品限定のプレミアムをここでまた堪能できるとは嬉しい…!グラスのかたちがそれぞれ違うのも、こだわりが感じられて良いです。美味しい。どれもこれも美味しい。
  • 先発は辛島。相手先発・武田が2回途中に危険球退場という波乱の幕開け、ソフトバンクさんには悪いがこのアクシデントに乗じてなお勝てないようでは話にならんってものでしょう。というわけで、終わってみれば2桁安打かつ完封リレーの快勝でした。おやすみなさい。