almost everyday.

its a matter of taste, yeah

帰らない日曜日

  • 朝から長町で帰らない日曜日地震の影響でしばらく閉館していたMOVIXが営業再開記念にクーポンを送ってくれていたのです。swarmによればここに来るのはほぼ2年ぶり、大変ごぶさたしておりました。長町、何だかんだでいろいろあったもんな…(刃傷沙汰とか)。
  • 本作に限らず、ほとんどの映画は事前情報をなるべく入れずに臨むのが常なんですけど、今日に限ってはこれが完全に裏目に出たと感じております。何しろ「昔」「しばらく後」「さらにその後」という3つの視点が目まぐるしく入れ替わりつつ展開していく構成なもんで、最初のうちは「え?こいつ誰?今の何?」と勝手が分からず大いに混乱させられたんですよね。次第に目が慣れてきたらば何となく話が見えて来たんですけど、終映後に公式サイトを見てやっと「そういうことか!」と腑に落ちた点も多々あり。原作小説(未読)を読んで臨むのが最善という気もしますが、少なくとも人物相関図だけはサラッと眺めておくのが良さそう。
  • とは言え、1920年代のイギリスを再現した映像はことのほか美しく、数多くのシーンが強く印象に残りました。鏡越しに人物を追うカットが多用されていたのも興味深いです。主演のおふたりが景気よくぼろんぼろん脱ぎっぱなしだったのも潔くてよかった。3月のあたたかな陽光であらわになる産毛と、在りし日の3兄弟が愛した競走馬・ファンダンゴの輝く尻尾が美しかったです。
  • 昨日のすり合わせでうっかり「午前中は長町へ」と口を滑らせてしまったばっかりに「いいですね!その後合流しませんか?」ということになり、久方ぶりの対面ミーティングに臨むなど。それはいいよ、話も弾むし気心知れるしそれはそれでメリットもあるよ分かってるよ。でもね、ふつうにZoomで事足りたよなこれ…。初見の相手とのやりとりは、心身ともに健康であってもそれなりにエネルギーを要するものです。そういう刺激をわくわく楽しみにできるほど、今の自分が健やかだとは言いがたい。もろもろ慎重に行かねばならぬ、せっかくここまで半年がかりで立て直してきたのです。焦るな。焦るな。まだ走り出すな。
  • 先発は田中。何度言ったか分からないけど、この呪いにも似た援護のなさを振り払うには安田の復帰が待たれるのでは…?くうう。おやすみなさい。