almost everyday.

its a matter of taste, yeah

lean forward

  • 朝ドラ第10週、ヒロインが働き始めてから5年目の秋。…ってことは、早苗ちゃん*1既に大学卒業してるよね…?鶴見の下宿でサーターアンダギー食べたっきり出番なしのまま退場?えええ。ヒロインの親友ポジションってもっとなんかこう、代々そこそこ重要な役どころでしたよね…?
  • そして、ヒロインが一度はまとめて帽子に入れた髪をまた外に出している…?これはさすがにアレですよね、撮影時期が前後したとかそういう類の凡ミスですよね?ね?と思ったら金曜また出しっぱなし〜!開き直ったの?嘘だと言ってくれ…。なんでわざわざ寝た子を起こすようなことをするんだよ…。
  • 第8週でヒロインが前菜任されたとき、ものすごい目で睨んでたの以降ほぼフィーチャーされてこなかった矢作さんが1か月限定でお店の柱、ストーブ前に。仕込みの傍ら二ツ橋さんの*2過去を語ってくれるとか、少しは態度を軟化させたのかと思いきややっぱりバチバチにライバル視してんのね…。それはそうと、あのミネストローネはずいぶん白っぽくてどちらかと言うとクラムチャウダーのように見えたのだけど、あれこそが本場?元祖?の味ってことでよろしいか。
  • 2週間以内に新しい看板メニューを考案できたらストーブ前へ。ふむ、これが今週のレベル上げですか。先週みっちり5日かけて「基本が何よりも大事」ってとこを描いてきたと思ったら、返す刀で新しい血を入れろってか。もうめちゃくちゃ。ここで「料理は見た目が大事。醜い料理はお客様に出すべきではありません」と説いた二ツ橋さんが火曜には酔い潰れて「私の人生はあまりにも惨めで醜い」と独白するのか…。
  • ていうか二ツ橋さん、わざわざ鶴見まで飲みに来たの?因縁の相手を探しに?酔って暴れて思わせぶりなことを言う、ってことまではギリ「そんな日もあるよね〜」的にやり過ごすとしても、翌日の職場にて「昨日はご迷惑を…」的な謝罪すらないってどういうことなの…?これまでのあの、慇懃と言っていいほど腰の低い二ツ橋さんならたとえ相手が部下のヒロインであっても平身低頭しそうなものだけど。そこまでの緊急事態?と思ったら、その後また鶴見まで謝りにくるって大洗-銀座-鶴見間の位置関係どういう計算になってんの?やたらと白っぽく彩りに欠ける鶏肉ボンゴレ試作品を「見た目が大事」と言わせるためとは言え。
  • 引き継いでおきたい仕入れ先とやらを(諸先輩方を差し置いて)ヒロインに引き継ぐのはなんで?未来の後継者と目してるから?*3…と思ったらその辺もろもろひっくるめて「オーナーをよろしくお願いします」発言に繋がるのですね。それはつまり、唯一オーナーと同性であり血縁でもあるヒロインにケア要員的ポジションを期待してるってことなのか。ここまで二ツ橋さんの心情が一切描かれてこなかったもんで、何もかもがいきなりすぎてよくわからない。オーナーにはただ尊敬の念から忠誠を誓ってるものとばかり思ってました。
  • で、オーナーのかつての思い人が県人会長と判明したところで、なんでたまたま鶴見にいた田良島さんに高橋優丸パクリの雑なまとめ発言させてんの?「新聞も同じ」って、それはさすがに無理やりすぎない?
  • それと、ヒロインを追って上京して以来好き好き一辺倒だったサトルがここへ来て駆け引き的な言動を駆使し始めた…だと…?ついでにひたすら野暮天キャラだったヒロインまでもがいきなり察しがよくなっている*4…だと…?ここまでずっと、色んな意味で家族以外の他人に全く興味なかったじゃないですかあなた。どうなってんの?
  • 相変わらず発熱で休みがちな歌子は引き続き花城さんがフォローしてくれてるのか〜。そして、ここへ来てやっと、やっと、大きな病院で診てもらうフラグが立ったのか…。ニーニーへの送金、こっちに回しときゃって後悔それはさすがに遅いよお母ちゃん…!と思ったらネーネー(≠石川先生?)が旅費出してくれるんかい。ってか、花城さんご結婚ってずいぶん中途半端な役回りでしたね。ここで惚れる恋より惚れられる愛を学ぶもんだという予想、ものの見事にアテが外れました。
  • 銀座*5で久々に再会したサトルに照れもてらいもなく「一段と格好よくなったねえ」と言える*6歌子は、姉への嫉妬にも似た羨望や焦りを的確に言語化できる上「言葉よりも目で語る」と評しても差し支えないほど感情豊かなのですよね。鶴見に着いてすぐ歓待を受ける*7も疎外感に打ちのめされてサトルのメダル取り出して悲しそうな顔して「今すぐ沖縄に帰りたい」とは…。控えめで我慢強い彼女からこの発言を引き出すためとは言え、オーディション以降本当にまるでいいことないよね歌子。不憫だ。
  • 金曜、「東京に来られてよかった。もう思い残すことはない」発言に手をあげかけて思いとどまるお母ちゃんの描写には、いつぞやの癇癪持ちエピソードが思い出されましたね。白いカーディガンでイカスミジューシー*8食べるの勇気要るってか難易度高えな…って、イカスミパスタ*9はここでヒロインが発明したことになるの*10?二ツ橋さんも退職撤回するの?「見た目より中身が大事」ってとこに着地するの?大事なことは何から何まで家族絡みのヒントでもって解決してくスタイル?えええ〜。
  • それはそうと、サーターアンダギーってそんなに日持ちするんですかね…?やんばるから東京まで、船で3泊くらいかかるんでしょ?装いからみて暑い季節ではなさそうだけど、ビニール袋に入れっぱなしの揚げ菓子は果たして無事なのか。いかん、どうでもいいことばかりが気になってしまう。
  • そんなこんなでようやく相見えた県人会長とお母ちゃん、やっぱりお父ちゃんとオーナーまわりのエピソードはこうして小出しにしていく感じなのね。ふむ。
  • 教員に戻りたいネーネーvs「俺は長男」な石川先生、か…。当時の時代背景を踏まえると「そろそろふたりめの子*11を」って話になる可能性の方が高いように思うんですけど、それはいったん置いとくにしても夫婦でこうして一応向かい合って話せてるだけでも前進したってことなのかしら。「(出産を機に仕事を辞めた)あの時と今じゃ状況が違う」ってのが今後の通奏低音になってくるんでしょうか。料理は基本を経てのアレンジ、見た目より中身へ。ニーニーへの援助を絶って歌子の療養へ。ついでにビッグビジネスの一発逆転を狙うよりもまず地に足のついた生活を。まあ、そんな上手く行くはずはないか。ネーネーの件は次週へ持ち越し、これって本作初のパターンでは?
  • 養豚場の娘さん、今更ですが佐津川愛美さんなのね…!主演映画で酷い目に遭った分、こっちでブレイクしてくれ〜と願わずにはいられません。ハワイの豚に関しては、敢えてぐぐらず今後の展開を待とうと思います。
  • 先発は田中。めずらしく援護がついたと思ったらこれだよ。とてもつらい。おやすみなさい。


*1:今週の銀座、確実にヒロイン上京シーンの使い回しでしたよね

*2:月曜ラストの涙を堪えるような演技には「これぞ高嶋政伸」と称えるべき濃ゆさを感じました

*3:火曜の「あんたのせいで」発言、わたしは最初「あんたがヒロインの紹介状を書いたばっかりに私がこの店を任される道が絶たれた」ってことかと思ってました

*4:「二ツ橋さんはオーナーのことが好きなんですね!」って、前週までならまず出てこない言動だもんで「何だなんだいきなりどうした?」と動揺しました

*5:わざわざ銀座で合流したなら、不義理を重ねたオーナーに挨拶のひとつもしてくだろうに、営業中につき差し控えたってことなのかな?と思ったら金曜ちゃんと出向いててほっとしました

*6:これを受けて「歌子もその洋服似合ってる」と返せるサトルも最高だし、普通にお似合いだと思うんだけどなここ

*7:あの場でヒロインが持ち上げられっぱなしだったのは、初対面の母娘に周囲が「姉ちゃんこんなに頑張ってっぞ!」とアピるサービス精神そのものだったと思うんですけど、「でーじ恥ずかしがり」の歌子がその輪に入れないってのは何とも間が悪いというか食い合わせが悪いというか

*8:回想シーン当時はイカスミジューシーを食べられなかった和彦、今度は笑顔で卓を囲んでてグッときますね…!

*9:これを調理したヒロインのコックコートが真っ白のままってのは現実感に欠けるよな…

*10:ミッションクリア宣言時、矢作さんがまた悔しそうに目を伏せててめっちゃ不穏

*11:男児つまり跡継ぎ