- 三輪車をかっ飛ばして横転のち火がついたように泣き出したボーイに反射的に駆け寄ったものの親御さんらしき姿が見当たらず、ボーイはボーイで痛くて驚いて信頼に足る相手にすがりつきたい一心だろうに知らん大人しか目の前におらず「あんた誰えええええ〜?」という心の叫びが聞こえてきそうなシャウトを喉がちぎれんばかりに続けるものですから、心の底から「俺でごめんな…」といたたまれない気持ちになるなど。親御さんご登場までおそらく2分もかからなかったと思うのだけれど、遠い昔の地獄のエンドレス坂ダッシュを思い出しかけるほど長い長い時間であったような気がしてなりません。見ようによってはまるでわたしが危害を加えたかのように映るかもしれなくて気が気じゃなかった。心臓に悪いて。おやすみなさい。