almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Here

  • フォーラムでHere。このフライヤーの伏し目がちな眼差しと豊かな緑に惹かれ足を運んだのですが、とりあえず冒頭から長回しに次ぐ長回しでびっくりしました。終映後、とてもくつろいだ時間を長く過ごしたような充足感があったのだけれど、これが90分足らずの作品だったと知り二度びっくり。かれこれ10年以上前に観た「ブンミおじさんの森」を遠く微かに思い出す作風でした。森の緑が奏でるきわめて小さなざわめきと鳥のさえずりに耳を傾け、スープをともに飲むことで緩やかに連なっていくひとたちの営みに目を凝らすひととき、これはもはや目から耳へと効きが回ってくる類の睡眠導入剤。終始うとうとまどろんでるような不思議な感覚がありました。
  • とりわけ秀逸だったのはエンドがロールしないクレジットの数々で、欠けた穴にひとつずつ灯りを灯していくような演出がタイトルに呼応していると感じました。演者もスタッフも皆この作品の中で息づいているよ、と改めて指し示されているかのよう。とても素敵。

2005

  • のんびり目覚めて炊き立てごはんのうまさをかみしめ、買い出しして献血しておやつ食べてる間に洗濯ものが何から何までふかふかに乾いてる最高の一日。毎日こうならいいのにね。おやすみなさい。