almost everyday.

its a matter of taste, yeah

よくない世界が待ってて いやがる君を押さえつけて

つまるところはこれも自己愛。ひとを落胆させたくないのもひとに必要とされたいのもひとに嫌われたくないのも、ぜんぶぜんぶそれのせい。ということにしておけばきっと、これより深いぬかるみにはまることはないのです。甘くて冷たい自分に溺れてしまわないこと。常に自分を客観視すること。自分の中に他者を存在させること。それができれば何も怖れることはないよ。たぶんね。
終業後、チネで「ヤギと男と男と壁と」。思わずニヤリとさせられてしまう小ネタ満載の、いや実際中身はそれしかないんじゃないか、と訝かりたくなる映画でした。とにもかくにも、誰かに/何かに翻弄されて右往左往するユアン・マクレガーを愛でるための90分間。本っ当によく似合いますよね、こういう役。この歳になってなお「雨の日に捨てられた仔犬のような」表情がとんでもなく愛らしい、というのはもはやただそれだけで得難い才能であるように思えてしまって仕方ないんです。だいすき。顎割れてるけどな。
帰宅後、4日ぶりに早く帰ってきた夫と回るお寿司。明日は部屋から一歩も出ずに過ごす所存です。おやすみなさい。