almost everyday.

its a matter of taste, yeah

天国にちがいない

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  • フォーラムで天国にちがいない。タイトルだけみてなんか良さそう、ってことで足を運んだのだけど、勝手に抱いていたイメージとはひと味違ってひねりの効いた美しい作品でした。映像が美しいというよりも、まずは構図が美しい。デザイン画の教科書ってこんな感じだったりするのかな?ってくらい、胸のすくような風景、建物、人物の配置。妹の料理に酒が入っていたと難癖をつける兄ふたり、カフェのテラス席を抜き打ちで検査する警察官たち、空き缶と箒でゴルフ遊びに興じる清掃員たちなど、いちいち立ち位置と動きがバシッと決まっていて謎の可笑しみがあります。ほとんど全く言葉を発しない監督自身のぼんやりした顔つきも良い。静かで美しくて余韻を残すタイプの作品でしたので、この後ぽつぽつ思い出す場面も出てきそうです。

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  • 夫は休日出勤。よって、週末のあらゆる家事をひとりでこなさねばならぬなかなかハードな一日であります。散歩がてらの買い出しに始まり、朝食をとって夫を送り出し、ざっと掃除を済ませ食材の下処理をしてから外へ。帰ったらお弁当用の米をまとめて炊いて小分けにして、夜ごはんの仕込みを終えて身体のメンテへ。
  • 今回は季節の変わり目に例の地震というイレギュラー案件が加わり、電車に拘束されてる時間がやたら長かったこともあって腰まわりが尋常ではないバキバキ具合でした。ストレッチ、時間をみて多少はやってるつもりなんだけど全然追いついてないですね…しくしく。おやすみなさい。

MUSE SICK-N-HOUR MESS AGE

  • 実に1年以上ぶり(!)に生で聴けたkokyu。もうね、最初の音が鳴った瞬間に脳から何かがぼろぼろこぼれてきたのがわかりましたよね。ていうか、何ならリハの時点で既にじわりと目が潤んでましたよね。わたしと周囲のひとたちはその後、みな幸いにも衣食住に困窮することなく概ね健康に過ごせているわけですが、心の潤いは今なお失われ続けていて、かわりに重たい澱のような何かを日々少しずつ黙々と飲み込み続けてきてるんだよな。ずっとずっと切れ目なく。…ってことを身体的にようやく理解できたように思うんです。これはあれだ、甘くみてると命に関わるやつですよ。知らない間に致死量に達するやつ。心を蝕むヤバいアレ。そんなわけで以下セトリ。新曲(1)はイントロでサンチェさんのジャンベがフィーチャーされてるほう、(2)はなんて素敵な夜だろうのほうです。この曲のアウトロが目をつぶってダンスに繋がってくの、熱い。未来の自分に覚え書き。
  1. 嗚呼、無常
  2. なんかちがう
  3. 回教徒の朝
  4. 新曲(1)
  5. 海まで
  6. 新曲(2)
  7. 目をつぶってダンス
  8. en.ゲダウェイ
  • 対バンのsugarman、初見。ピックと指弾きを使い分けるベースがえらい格好よくて終始手元に釘づけでした。帰りしな、最後の曲がよかった旨お伝えできてうれしかった。二番手のThe Buildingsも初見。歌心があるブルージーなスリーピース、ステージ上での振る舞いが堂に入ってて頼もしかったです。演奏中すごく楽しそうなのも素敵だった。kokyuは昨年2作めが出たばかり、にもかかわらずもう新曲だなんて展開が早すぎてクラクラします。わたし、ずっと、待ってるから…!(謎の念)

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  • 散歩の後は朝ごはんをしっかり食べて献血へ。日々の食事に気を配っているのはわたしなのに、夫なんておやつもチューハイも好きなだけ摂取してるのに、なのになぜ夫だけに血小板献血のオファーが入るのか。…わたし自身は長らく持病由来の貧血を患っていて、昨年それがめでたく治癒したという経緯を踏まえれば現状月2で通えてるだけでも御の字だろって話ではあるのだけれど、それにしたってやっぱりちょっと納得がいかないわけですよ。悔しい。おやすみなさい。