almost everyday.

its a matter of taste, yeah

聴覚さえもいかれるくらいの

洗いました。毛布2枚、タオルケット1枚、厚手のパーカ2枚、その他もろもろ。洗濯機を回した回数、実に3回。ああ、実にすっきりしました。やっぱり、洗濯とか掃除ってのは精神衛生上何かしらのよい影響をもたらす気がするな。でも、これがもし強迫観念になったらすごく大変そうです。毎日ふとん干さなきゃ嫌だとか、タオルケットは週いち洗濯あたりまえとか、ヴィンテージジーンズの小汚さには我慢ならないとか。やだなあそんなの。でも、うちのママンもこれに近いところがあったっけ。縦落ちインディゴのストレッチパンツ穿いて帰省したら、悲鳴を上げて即座に脱がされてしまったし。そりゃないよ母さん、保原の気温は氷点下だってのに。全身鳥肌をたてて小羊のように震えていたわたしは、しかたなく中学ジャージに足をつっこんで寒さをしのぎました(裾に黒ゴムつき)。寒いってば。

窓辺でのんびりぬくぬくしながら、シャーラタンズのベスト盤を聴いてます。すごく久しぶりだなあ、"The only one I know"なんてもう10年以上前だもんなあ、もちろんリアルタイムじゃ聴けなかったけど。などと思いつつプレイボタンを押したらば、すごくびっくりしてしまいました。この曲の、ティムの歌い方があまりにもイアン・ブラウンちっくすぎて。明らかに故意に、彼のそれと似せて歌ってる。何だか本当に、狐につままれたような気分です。その歌い方そのものにではなく、「その事実に今まで自分が気付いてなかった」という事実に、心の底から驚かされました。

だって、この曲だけじゃなく他のどのアルバムも、当時はほんとに阿呆のように何度も延々聴いていたのです。高校生の頃なんか恒常的にお金がなくて、CDなどは月に1枚買えればいい方だったのだから。それこそスルメをかみしめるように、曲も歌詞も脳内完コピできるほどばっきばきに聴き倒していたというのに、なんでそんなことに気付かなかったんだろう?当時の自分は、既にストーンローゼズを知っていたというのに。

思うに、おそらく、恋をしていたのだろうな。のぼせ上がっていたのでしょう。それしか考えられません。その対象にまつわるマイナスポイントを一切無視するかわり、自分にとってのプラスをそれこそ虫眼鏡でも使うみたいにぎゅわーっと濃縮して煮詰めて煮詰めて燃え上がらせていたのだと思う。空恐ろしいです。こういうやつがストーカーになるのだろうな、と今ならしみじみ実感できます。若さゆえの情熱、にしたってこれはあまりに極端すぎるよ。おちつけ!と、言ってあげたいです。17歳頃の自分に。たぶん聞きゃあしないだろうけど。

そういう直情型だったはずの自分が、いつの間にこのような冷静さ(いや、相対的に見てってことですけどね。)を身につけたのか。それがまったくわかりません。相手を選ぶようになった、ということはあるのだろうけど。手の届かないどこかの国のボーカリストより、近くの直に触れあえる人がいいや。そして、幻想を持たなくなったのだろうな。限られた情報から相手のことを推測して、自分の都合のいいように美化したりしない。与えられたものだけを見て、聴いて、そこにだけ同意するということ。これはなにもどこかの国の誰かに限ったことじゃなく、実在の恋人にだってあてはまるはず。がっかりさせられるのも、そう思われるのも嫌だ。だからこそ、与えられる情報は多い方がいいのです。直に声を聞いて、指を絡めあって、その体温を感じることのできる環境。それがなければ、とてもじゃないけどやっていけない。遠く離れてその存在をいつも信じていられるほど、強靭な心を持つことはできません。the only oneになりたいのです。いつだって、そのひとの。

それじゃそろそろ、お昼ごはん食べにいってきます。ドライブ日和、いやっほー。

追記
結局、今日はうどんすきを食べてきました。はらこめしは明日、明日。たのしみー!うどんすきのフィニッシュに雑炊をたのんだら、さすがに苦しくて一歩も動けなくなり情けない思いをしました。しかし、世界は広いです。まったく同じものを平らげたうえ、食後のデザート(それもふつうサイズのチョコレートパフェ!)を涼しい顔してぱくぱく食べてる婦女子を見つけました。「負けた...」と思った、久々に。