almost everyday.

its a matter of taste, yeah

十年ぶりだね、こんにちは

ええと。昨日に引き続きアゴの具合が思わしくないので、行ってきました口腔外科。しかしまず最初に、どこの歯医者を選ぶべきか決めるだけで一苦労。何しろここ十年ばかり歯医者という場所には足を踏み入れていないし(どうしても抜けなかった乳歯を無理やり抜きに行ったのが最後。それも中2で)、おまけにこの土地での風評なんぞ知るよしもないし、知り合いに情報を得ようにも「いい歯医者知りません?」ならまだいいが「いい口腔外科知りません?」じゃまず現在自分が置かれている状況を説明するところからはじめなければなりません。あー、しんどい。しゃべるのも憂鬱なくらい痛いのに、アゴ。
というわけで口コミ情報を得るのはあきらめ、タウンページに頼ることにしました。5秒で見つかりました。なぜならここら辺のタウンページには「口腔外科」の項目で探せる歯医者がただ1件しかなかったからです(単に載せてないだけかもしれませんが)。住所を見ると職場から車で10分ほどの場所、こりゃちょうどいいわと思い仕事帰りに寄ってきました。

まずはレントゲン。くるくる回るやたら大きな撮影装置にアゴを固定され十数秒。その後診察室に通され、パソコンに読み込まれた写真をうーむと眺める医師。・・・・・・ん?なんかよく分からないけど、医師も技師(たぶん)も看護師さんも皆その画面に釘づけになっている模様。しかも小声で何やらぼそぼそ話し合ってます。「まさかそんなにズレてるのかしら」と不安にとらわれ、でめきんさんが教えてくれたHPの治療写真を思い出しては「あんなんやったらスルメなんて一生食えない」と思いつめはじめたところで、やっと医師の一言。

「いや、見事ですねぇ〜」え、何が?「歯がね、ぜんぶ生えてるんですよアナタ。親知らずも何もかも、全部まっすぐに生えそろってます。いやーすごいね、珍しいよ」

・・・・・・よく分からないけど、ちょっとだけ凄いみたいです。そんなことはどうでもいいんだ、アゴ診てくださいアゴを。診察台に座らされ、こめかみやら首筋やらをくいくいひねって「ここ痛い?」・・・特には。「ここはどう?」はうぅっ。「いやー分かりやすいねぇアナタ、はっはっは(と言いながら反対側をくいっと)」んはあぁぁっ!「いやーごめんごめん、あっはっは」だから痛いですってば(涙目)。遊んでるでしょう先生。「で、アナタ職業は?」学校の事務屋です。「イヤな奴多いんじゃないのぉ?アナタ絶対ひどいよ、歯ぎしり」それと歯ぎしりとどんな関係が?「いやね、中に溜め込んでウツウツしちゃう人に多いのよ歯ぎしりってやつは」そうなんですか(おみちゃんの言ったとおりだ!)。やー、でも最近はそんなに思いつめてないんだけどなぁ。「それがいけないんですよ。癖になってるから、多分」

というわけで、噛み合わせの調整をすることになりました。今日は口がうまく開けられないので歯型も取れず、いかんともしがたいため来週まで薬を服用することに。痛み止めと筋肉の緊張をゆるめる薬を処方していただきました。あと、日常生活において気をつけるべきポイントをまとめたパンフレットも。「枕を高くしない」「固いものは食べない」「歯を食いしばるスポーツはやめる」等、いろいろあるみたいです。固いもの食べちゃいけないというのは結構つらいなぁ。実際問題として今は物理的に食べること叶わぬわけですが。薬でこれらが楽になったら、調子に乗って大口開いたりしないよう気をつけようと思います。あー、緊張した。十年ぶりだもの歯医者なんて。

今週は移動が多くて疲労困憊。ゆっくり寝ます。おやすみなさい。