almost everyday.

its a matter of taste, yeah

まるで夢から覚めないみたいな

昨夜は結局、2時をまわるまでずーっと本を読んでいました。上巻を読み終えたところでようやく眠りにつき、朝はいつもと同じように5時起床。外を見たらば雪がばんばん降っていたので驚きました。ああ、今日がお休みの日でよかった。もろもろの雑務を片付けるため、あらかじめ休暇の申請をしておいたのです。ナイスタイミング、俺。

というわけで、9時きっかりに手続きを始められるよう部屋を出ました。雪のせいかそれとも単に朝だからなのかはわかりませんが、どこもかしこも開いてないのかと不安になるほどがらっがら。よかったです。午前中のうちにすべての手続きを終え、あらためて部屋へ戻ったときには身体が芯からじんじんするほど冷えきってました。ストーブの目の前に座り温めた豆乳を飲んでチョコレートをかじったところで、ようやく体温が戻ってきたので読書再開。これが発売された頃から意識して書評やその他の紹介文を目にしないよう気をつけていたおかげで、何も知らないまっさらな状態のまま読むことができてよかったように思います。わかりやすい結論は、きっと姿を現さない。

そういえば、昨日の昼食以降これまでまったく何も口にしていませんでした。自分には特技と言えるようなものは何ひとつないけれど、いちど何かに集中すると食事を忘れる/寝るのを忘れる/ほとんど何も聞きとらなくなる、という困った傾向があります。小さい頃は最後のひとつが特にひどく、「シカトかよ」と誤解されたうえ相手を怒らせることも多々ありました。そんなこんなで、外ではあまりひとつのことに没頭しすぎないよう注意する習慣を身につけなければならなかった(仕事だって例外ではありません。気分が乗ると電話の呼び出しにさえ気付かなくなるのですから)ため、ごく無防備にこうした状態に入ったのはずいぶん久しぶりのような気がします。消耗しつつも充実した時間。身体にはあんまり良くなさそうですが。

今週もまた仙台に行ってきます。バス、動いてるといいなぁ。続きはまた後で。

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ここからが大変だったのでした。まず、高速バスのりばへ時間どおりに着いてみたらばいつもはほとんど満車のはずの駐車場がやたらすかすか。「雪だからみんな電車に乗るのかしらん」等とあまり深く考えずにきっぷを買いに向かったところ「今日は運休なんですよー」とあっさり言われてしまいました。そんなぁ。お昼前に電話したときは運行してるって言ったじゃないかよぅ〜。などと言っても仕方がないのでとりあえず回れ右してふたたび部屋へ。まずは駅へ向かうべく路線バスの時刻を確かめたところ、どういうわけか15時台のみうちの近くを通るバスがありません。この雪の中を30分以上歩く根性もないのでタクシーを呼ぼうとするも、やはり雪のためかまったくつかまらず。タウンページで調べた順に7〜8件かけて何とか1台確保できました。最後の方はほとんど半べそです。それで駅に着いてみたらば特急は既に出た後で、致し方なく鈍行に滑りこめたところまではよかったのですが、この時点でわたくし本日ただの一度もまともな食事をとっていないことにようやく気付いてしまいまして。空腹というよりもはや胃の底が裏返るような、痛みに近い感覚に苛まれたまま2時間半をごとごと揺られて過ごすはめになりました。仙台駅にたどりついた後、まずはすぐさま食べ物屋へ飛び込んだのは言うまでもありません。週末の夜の喧騒からよろよろと逃げるようにしてどうにか見つけた小さなカフェで貪るように一気食いしたバリごはんは天上の味がいたしましたとさ。ちょっとした苦行でした・・・。

ようやく小腹が満たされたあと、駅ビル内をしばらく眺めたところで相方より電話。ロフトで落ちあい、大戸屋であらためてお夕飯を食べました。とろろとめかぶとおくらの丼、ねばり好きの自分にはたまらない組み合わせです。ビールのおつまみは鶏の炭火焼。うふふ。バスで相方宅に着いたとたん睡魔に襲われ、そのままふらりとふとんの中へ。それではおやすみなさいませ。