almost everyday.

its a matter of taste, yeah

恵まれすぎにも程がある

朝7時に起きて入浴。9時半発のバスにのって出かけました。が、渋滞のため遅れに遅れて13時頃ようやく都内へ。下北沢のイベントは13時からと15時からの2回に分かれているようなので、2回めのを見に行くことにしました。よかったー。これがもし13時のしかなかったら泣くに泣けませんもの。というわけでまずは三軒茶屋まで。世田谷線というのに初めて乗りました。2両編成130円均一切符なし(!)、すごくほのぼのしてて心安らぐ感じです。お友達が以前、この電車を「チンチン電車」と呼んでいた理由がやっとわかりました。いいなぁ。

世田谷233は線路に面した小さなお店でした。他にお客さんがいなかったのでのんびり見てたら、店番してた線のほそい男のひとが奥の部屋まで案内してくれまして。いわく、そこで個展を開いているので見てくださいとのこと。甘い色づかいながらも不思議な影のある絵やポストカード、力強い線が絵本みたいな雰囲気を出してる漫画、それにCDも置いてあってなかなか見ごたえがありました。なんとなくその場を離れられないでいたらギター1本で歌ってくれたりもして、もしかしたらすごくラッキーだったのかもしれません。ふつうに話してるときはいかにも優しそうな雰囲気だったのに、歌い出したとたん背筋がぴしりと伸びるみたいにがらりと表情が変わったのが印象的でした。アコギのやわらかくも張りつめた音と繊細な歌声が綺麗です。アニュウリズムさん、ありがとうございました。あ、お目当てのリッター1200円人形はGパンダとスッポンジを買いましたよ。次はぜひ親子丼を。

環七へ出て下北沢までとろとろと歩き、mona recordsへ。靴を脱いで赤ワインのジンジャーエール割りなど飲みつつ、いい感じにリラックスしてきたところで上映がはじまりました。恥ずかしながらスライド製作者のおふたりのことは全く何もわからないまま臨んでしまったのですが、それでもすごく楽しかったです。「がたごとがたごと」と「ピチクル」は、絵の世界に引きずりこまれそうな感じと音がこちらへ向かってくる感じが絡まりあってなんだか不思議な気分になりました。「ピチクル」の音源、欲しいなぁ。沖縄の写真は過去も現在もすべてモノクロで、きれいなものもそうでないものも全てそのまま収められてました。・・・都会のひとはこれを見てなつかしいと感じたり失われたものに思いを馳せたりするのかもしれないけれど、わたしにはまだそれがよくわからないみたいです。おじいちゃんの笑顔や雨ざらしの廃車や凶暴なほどに生い茂る雑草がまだ身近にあるもので、今も。それがいいことかどうかなんてたぶん誰にもわからない(≠決められない)と思うのですが。ラストの70年代のショートフィルムに即興演奏を重ねる試みは、それはそれは気持ちよかったです。溶けそうでした。終演後、沖縄料理店にて催された打ち上げに加えていただき美味しい料理と泡盛とでこれまた溶けそうになりましたよ。しあわせ。皆様、ありがとうございました。

ch.5については後日、また別頁でまとめようと思います。今夜は眠りません。