almost everyday.

its a matter of taste, yeah

過ぎる今が想い出なら

朝9時のバスに乗って新宿まで。きょうは友人の結婚式です。ネットで知り合い互いの家が近いと分かって仲良しになり、ちょうど同じ時期に地元を離れたという不思議な縁も手伝ってかれこれ既に5年以上も行き来があります。だからってまさか、身を固めるタイミングまで近しくなるとは思わなかったよ。「縁」というのは本当に、あるところにはちゃんと存在するのだなぁとつくづく思い知りました。こういうのはすごくうれしいです。

雲まで届きそうな高層ビル群の迫力に圧倒されつつ、まずは式場ホテルのチャペルまで。賛美歌とバイオリンとオルガンとうつくしい新婦と長いキスに深く胸をうたれてしまって、ふたりが目の前を通り過ぎてく瞬間にはもう涙があふれんばかりに湧き出てました。披露宴もとても素敵。なにしろ入場曲からして中村さんの「ロックンロール」です。やってくれるなぁ。その後次々かかった曲もブラームーヴァープライマルレンタルズホフ小沢さんバーナードアッシュシャーラタンズスーファリその他もろもろと、新郎の好みが見事に炸裂しておりました。すばらしい。わたしはと言えばもちろん、ワイン片手にコース料理をいただきながら常にかかった曲を口ずさまずにいられないというこまった状況に突入していたわけですが。招待客は近しい親族と友人のみ、堅苦しい挨拶はまったく無しでキャンドルサービスの際はテーブル毎に記念撮影、というなごやかな雰囲気がとても気持ちよかったです。それに何より、座席表の名前のとこに「新郎ソウルメイト」と書いていてくれたのが心の底からものすごーくうれしくって。このひとと出会って友達になれて本当によかった、と思いました。ありがとう。お幸せに。夏には遊びに行きたいよー。

同じテーブルについた初対面の皆様に声をかけていただきあれこれ談笑した後、最終のバスに乗って帰宅しました。深い余韻と微かな酔いと心地よい高揚感、今日はほんとに素敵な一日だったなぁ。しあわせ。くしゃみの止まらない相方と背中をぴったりくっつけあって眠ります。おやすみなさい。