almost everyday.

its a matter of taste, yeah

悲しいことなど何もない

もう駄目だ。
つらいこともしんどいことも何もない穏やかな1日だったというのに、それなのに。ほんの10分前にたまたまシャッフルで流れてきた「ジャスト・ルッキン」のイントロを聴いたとたん、さらに続けてあの歌い出しの第一声を聴いてしまったが最後、足元の地面がゆっくりもろもろ崩れていくような錯覚に捕らわれてしまい、理由も何もわからないままぼたぼた涙が出てきてしまってようやく我に返ったところです。ほんとうに、何が何だかわからない。

たぶん誰の心にも、大なり小なりすこんとダイレクトにその中心まで届いてしまう鍵穴のようなものがあると思うのだけれど、わたしの場合は特にこのティムさんの声が鍵となりうるときが多いみたいです。そういうときは声がこちらの鼓膜を震わせた瞬間、ほとんど条件反射のように胸の中のもやもややどろどろがべろんと裏返しになってしまいます。普段はただただ気持ちよくしか響いてこないはずなのに、普段とその日のいったい何が違うのだろう?と自分で自分に問いかけてみても答えは一向に出てきません。わからないけど自分の中には「鍵穴」の他に何やら特別な「スイッチ」のようなものまで搭載されているらしいです。自分で自分の操縦方法がわからないなんて、とても大人とは言えねえな。自分の中ではわりと切実な問題です。本当に、何なんだろう?これは一体。

明日は同業者がわさわさ集っての新年会です。たぶんおそろしくハードな潰しあいになるはず。ウコン持参でがんばろうと思います。おやすみなさい。