almost everyday.

its a matter of taste, yeah

さあ、迷わずにそのレコードをターンテーブルへ

まともに座って通常どおりの業務をこなす静かな時間がほとんどまったく見つからないまま、ひたすらぐるぐる駆けずり回るのみに終始した1日でした。何だってまた、あんなにがっつり急ぎの仕事ばかりがきゅうっと狙いを定めたみたいに殺到(それはまさに『殺す』という表現が相応しいほどの勢いで)したんだろうか。わけもわからずどっぷり仕事ハイにはまりこんでました。ああ、よく働いた。

ところで。「限界」が「伸びる」または「引き上げられる」性質のものだということに気づいたのは、定職に就いてしばらくしてからのことです。かつて長い距離を毎日がんがん走っていた頃、限界というのは常に上方に見える臨界点のようなものであり、仮にそれを踏み越えることができたとしても後は自分を制御できるか定かでない。という三途の川的存在でした。が、現在は違います。就業中に「もうだめ、これ以上詰め込まれたらパンクしちまう」と天を仰ぎたくなるようなことがあっても、後から後から別の仕事が絶え間なく入ってくるとやけくそ気味でもそれなりに何とかなってしまうのです。こういうのを火事場のくそ力と呼ぶのかもしれませんが実際のところはちょっと違っていて、忙しくなればなるほど頭の回転が速くなるというか、意識が研ぎ澄まされてくるような感覚が訪れると言ったほうが適切であるように思います。そんなわけで、自分はこうした一連の働きを勝手に「仕事ハイ」と呼ぶことにしているのですが、残念ながら現時点ではまだあまり多くの賛同を得るには至っておりません。個人差もあるのでしょうね、きっと。

そんなこんなで残業までしてくたびれ果てて職場を後にしたのですが、何だか変に気が昂ぶっててこのまままっすぐ帰る気分にはどうしてもなれなかったので、郵便局へ立ち寄るついでに日用品と食料品をアホかってくらいがんがん買い込んできました。洗濯洗剤、台所洗剤、ウール洗剤、トイレ洗剤、ビタミン剤、鉄タブ、シャワー綿棒、椿油、ファブリーズ、置き型ファブリーズ、ラップ、クリームサンドビスケット、麦茶、1.5mmパスタ1kgパック(×2)、車麩(×2)、白ごま500g、米5kg。しめておよそ1万円。これら全てを一度に抱えて部屋へと続く階段を上ったら、さすがに腕が攣りかけました。でも何となく充実感。やることはやった、というような。

で、とても暖かな夜なのでやめときゃいいのに散歩にも出かけました。衝動的にビールがのみたくなったので、これから再度外へ出ようと思います。きっと飲んだらすぐ寝ちゃうんだろうな。おやすみなさい。