almost everyday.

its a matter of taste, yeah

ひらひらふわふわ

9時すぎくらいにゆっくりと起きて、弘前方面へ。道の混雑は昨日ほどではなく、ゆっくりとではあるものの一応それなりに車が流れています。とは言え、これって単に昨日の大渋滞で免疫がついてしまっただけかもしれません。物事にはすべて良い面と悪い面がある?本当かしら。
河川敷の臨時駐車場に車を停めて、2キロほど徒歩で移動。晴れて暖かく、絶好のお散歩日和です。いい日に来たなあ。弘前公園の桜はちょうどいい塩梅に咲いていて、まだ開ききってはいない状態で、とても綺麗でした。お城の周りを歩く人がとても多かったのに園内にはわりと余裕があって、ということは敷地がものすごく広いということになるわけで。花に見とれてそぞろ歩きでぐるりと1周しつつ、あれこれといろんなものを食べました。魚のすり身をふんわりと揚げた「ひょうたん揚げ」、大きなこんにゃくを濃いたまり醤油に浸けた「黒いおでん」、まるで味がついてない素麺のように見える「塩だれ焼きそば」等どれもおいしかったです。おでんの単価がオール60円というのにも驚きました。あとは、売り子の女の子がかわいく訛ってたのに軽くときめいてみたり。のんびりした響きの東北弁はすてきだなあと思いました。福島の方はもうちょっとせっかちな感じがあるので。もっとも、他地方の方にしてみればどれも似たり寄ったりなのでしょうが。

3時間あまり桜を堪能した後、近くの物産プラザでお土産を物色。最小限に抑えるつもりがあれもこれもと結局がっつり買い込んでしまいました。ねぶたパッケージのりんごジュースなんてもう、見た瞬間に欲しくなっちゃうじゃないか。この商売上手め。

青森へ戻る途中、日帰り温泉に寄り道。浴室の扉を開けたとたん硫黄の匂いがぷんとする正統派の温泉で、壁に貼られた成分表示によれば循環等は一切していないとのこと。シャンプーはおろか石鹸すらなく、周囲をぐるりと見回せばほとんどの人が常連とおぼしき堂々たる装備で(マッサージグッズとか持ち込んでたり)のんびりと湯舟に浸かっておられました。すごいなあ。懐深いなあ青森。いいお湯でした。

給油を済ませた後、今日こそは予定通りの宿へチェックイン。今夜もやっぱりすぐに街へ出て、大通りをふらふらと歩き回りました。この連休中はねぶたの他によさこいも出ていたようで、いくつかのチームの演技を見ることができておもしろかったです。よさこいって皆同じ曲で踊るのかと思ってましたが、こうして見てみると曲も衣装も振りつけも全然違うんですね。ジャズっぽいのやブレイクビーツっぽいのもあったりして、それでも掛け声はどれも野太い感じで。楽しそうです。いちど踊ってみたくなりました。機会があればぜひ。

お夕飯は駅前のお寿司屋さんで。まぐろと甘えびと、それからほたて汁がものすごくおいしかったです。しあわせ。おやすみなさい。