almost everyday.

its a matter of taste, yeah

お願い、8分34秒だけでも

ひさしぶりの晴天。そのおかげか、ここんとこずーっとずっしり重たくてしんどかった頭と肩が少しだけ楽になったような気がしてさくさく働けました。あいも変わらず追加オーダーとかリターン修正とかTHE総務的雑用とか、そんなのてめえでやりやがれと言いたくなるような仕事がわさわさ出てきてもいちいちへこんだりしません。すごいな、青い空って。悲しいときは屋上に出て3分間だけ泣くんだぜ、たまに通りすがりの人とうっすら目が合って気まずい思いをすることもあるけれど。がんばれ俺。

そんなわけで思いがけず仕事がはかどり、何とか予定どおりに帰宅することができました。で、ようやく手元に届いたのがこれ。7月上旬にライブで聴いたその曲群が忘れられず、2か月あまりも待たされたこのインターバルの長かったことといったら!もう、包みを開けてジャケット直に見た瞬間は思わず胸にしっかと抱きしめてしまいましたよ。長かったです。すごく。

で、さっそく聴いてみての感想。あらかじめ分かっていたことではあるけれど、1曲めからいきなり必殺リフ炸裂で「くうぅ〜」と唸らされました。すごく、すごく、好きだなあ。この最小編成ぶりだとか、それぞれの楽器の音の鳴りかただとか、残りすぎるメロディだとか、フロム仙台というロケーションだとか、きっとモテ系ではないと思われるおとなしげな見てくれだとか、ごく単純な意味での幼さとか真っ直ぐさとか、それでいて時に醒めてる感じだとか、さらに言うなら歳相応の浮ついた感じがあんまり見てとれない辺りとか(恋とかキスとかセクシーとか、そういうのが不自然なくらい意図的に?出てこない)、そういうのを全部ひっくるめた上でできあがってるこの全体像が好きだなあ。と思いました。どこにも属してない、という気がします。自分たちの意志で、自分たちのやりたいことだけをやってる、という気概のようなものを強く感じるのです。素敵だ。ワンマン観に行きますよ、必ずや。

それと今回、タイガーフェイクファも併せて買いました。こちらもまた、何者にも縛られないフリースタイル具合が素敵です。ひと晩じゅう音楽を聴いていてぼうっと目を閉じて聴き入って、そしたら夜が明けてしまいました。これからあらためて眠ります。おやすみなさい。