almost everyday.

its a matter of taste, yeah

Choose me, darlin' I'm the one you want

いつもよりほんの少し早く、目覚ましアラームが鳴る7分ほど前に目を覚ましたら、ストーブなしでもらくにしのげるほど暖かな朝なのでした。3月のあたまにこんな日が訪れるだなんて、どうにも妙な感じです。個人的にはうれしいけれど(何しろ寒いのがだいきらい。東北生まれっつうか東北育ちっつうか、そもそも東北からろくに出たことないくせに)、こんなの絶対おかしいと思う。大丈夫でしょうか。世界は。

眠ってばかりの週末を終えて出勤してみたら、どういうわけだか今週はオフの予定がぎっしりなのでした。まずは手始めに明日の昼、同業者とランチ。水曜は同僚と元バイトさんと3人で夕ごはん会。木曜はこれまた同僚とランチ、さらにその夜には例の休みがちな先輩に誘われて(!)夕ごはん会。こないだの朝にお見舞いの品(ってもコンビニのゼリーとヴィダーインですが)持って駆けつけたのが琴線に触れたのかどうか定かではありませんがとにかく、そのときのお礼がしたいんだそうです。・・・というのはただの口実で、わたしの腹の内側のドロドロを知って恨んで逆上して刺し違えられたりしたらどうしよう・・・などと全く恐れないわけではありませんが、できうる限り平常心で臨みたいと思います。うー、どきどき。耐えろ俺。そいでもって金曜は職場の若手の勉強会?詳しいことはわかりませんがこれもお昼ごはんが支給されるみたいです。おべんと持参率の異様に低い週になりそうな気配がひしひしと。それでなくても肥えやすいシーズンなので気をひきしめてかかろうと思います。

ちなみに、健康維持にまつわる自分の中の基本方針は「ダイエットは一切しない・ただし現状維持に心を砕く」です。減量はランナー時代に嫌っつうほどやりまくったので、今後の人生では余程のことがないかぎり(病気がらみで医者に命令されるとか、そういう事態に陥らないかぎり)極力やらないようにしよう。と心に決めたのでした。それでなくてもここ何年かはほとんど痩せも太りもせず、それなりに落ち着いてるような気がします。こないだ寝込んで2週間後に復活した折には「痩せたんじゃない?」といろんな人に言われましたが、振り返ってみれば単に痒さとダルさと戦い続けてくたびれ果てた末に頬がこけただけのようでした。せっかくだから痩せときゃよかったのかも。というのも今となっては笑い話ですが。たった2か月前に伝染病を患ってただなんて、今となっては何だか悪い冗談みたいだ。

夜になっても空気が暖かいままで、いつまで経っても気温が下がらず何だかふわふわ落ち着かないせいか、狂った本が読みたくなりました。何にしようか迷った結果、何年ぶりかで「若きヴェルテルの悩み」を手にとってお風呂へ。嵐のような恋心と大げさな嘆きが200年前の難解な言葉で執拗に綴られたこの本を読んでると、妙な具合に気持ちが泡だってくるのがわかります。しょせん人の悩みなんて今も昔も似たようなものだ。と思うと、安心するような絶望するような。まあどっちでもいいか。おやすみなさい。