almost everyday.

its a matter of taste, yeah

U字カーブを描いて上空へ

とにかく朝から夜までずっと、煮え切らないぬるい吐き気のようなものが胸のあたりでくすぶりつづけた1日でした。漫然と、しかし身体の内側に重たい灰色のヴェールを被せられたような実感を伴う不快感にやられてしまって、どうにも力が入りません。原因ははっきりしています。目を酷使したことによる頸椎の痛み、およびそれに端を発する頭痛と食欲減退、プラスここ2日間の睡眠不足。空っぽの胃袋を抱え込んだまま職場の車に乗って外回りへ出かけたら、あの社用車特有の日なたじみたゴムまたはビニール臭が鼻腔をダイレクトに攻撃してくれやがりまして、吐き気とめまいでうまく歩けないほどへろへろになりました。もうだめだ。主に体力面が。

身体のほうがこんな状態であるからして、今日は仕事がはかどらなくてもまあ仕方ないよなーと半ば諦めぎみだったのですが。どういうわけかこんな日に限ってありとあらゆることがうまく行って、途中からは「これって誰かに騙されてるんじゃないのか」的な錯覚を起こしかけたほどでした。とにかく、もう、びっくりするほど幸運続きだったんです。「生産中止でもう手に入らないかも」と言われてたブツがお得意ルートで回ってきたり、「年度内納品は難しい」と言われてた成果品がひょっこり届けられたり、3月中にカタをつけてしまいたかった懸念事項があっさり認められたり、どうしても落とせなかった契約を粘り勝ちで手にしたり、外回り先にて自分の好みど真ん中ストライクバッターアウト完全試合達成も辞さないいきおいのルックスの男子と名刺交換したり、といった具合です。今も変わらず体調はすぐれないけど、とりあえず気分は上向きになってきました。ありがたいことです。

ちなみに、ここ何年かでほぼ完成されつつある自分内「見た目ナイスガイ3か条」は、
(1)あんまり長身でないこと
(2)草食動物的に温和な顔つきであること
(3)結婚指輪をはめていること
の3つです。(1)は単純に、身長差がありすぎると立ったまま話すのがしんどいから。それに、上からものを言われる感じが苦手だから。(2)は、俺様モードを前面に押し出した肉食獣タイプの男子とはどうがんばっても(心の底から)打ち解けることができない、という現実がいよいよわかりかけてきたから。(3)は、「俺には嫁がいるんだぞ」とアピールできる男のひとは根本的に悪いことができないタイプであるような気がしてきたから。といったところです。見目麗しい男子というのは、見てるだけでじゅうぶんしあわせですね。おやすみなさい。