almost everyday.

its a matter of taste, yeah

黒猫さんが運んできてくれたもののこと

どうしようもなく眠くて眠くてしょうがなくて、気を抜いたらすぐまぶたがするする下りてきてしまいそうな危機的状況だったので今朝は「とにかく目を覚まそう。できるだけやかましくて(というのはもちろんマイナスの意味ではなく、単に録音レベルがマキシマムってことです)いえーいって感じの曲を聴こう」と思い、たまたま最初にシャッフルでかかったゆらゆら帝国をずっとでかい音でかけながら出勤したのです。そしたらほんとうにちょっとだけいえーいって気分になって、調子にのってぐいぐい音量をあげてさらにはそれを口ずさんだり(というよりほとんど朗々と歌い上げてたり)なんかもしちゃって、それなりに眠気も飛んでいい気分になったと思ったら、職場の1キロほど手前あたりからわたしの車のすぐ後ろにたまたまボスがいたらしいってことを後から知らされちょっと気まずい思いをしたのでした。「ところで、きみのカーステは調子がわるいのかい?ずいぶん音が飛んでたみたいだけど」と話しかけられ最初は何のことだかさっぱりわからなかったのだけど、しばらくしてから不意にはっと気がつきました。そうか、あのとき聴いてたのってばちょうど「ラメのパンタロン」だったんだきっと。確かに、音とびしてると思われても仕方がないのかも。いや、それ以前にまず音量でかすぎだろって話ですね。だって眠かったんですもの、心底。ごめんなさい。

仕事の話。先輩は4連休を経てなんとか出てくることには出てきてくれたのですが、戦闘不能っつうか戦意喪失っつうかとにかく、すべての仕事における前提条件としてまず、頭数にはカウントできない不穏かつアンタッチャブルなオーラ?を辺りにふりまいていたので怖くて仕事頼めませんでした。うーん、腫れものに触る感じってこういうことを言うのかしら。ここで無理さして明日また休まれたりしたらシャレにならん、というか本音を言ってしまえば電話番でもコピー係でもいいからとにかく手を動かしてほしいのだけれど、今やそれすらままならない状態というか。てことは正直いてもいなくてもあんまり変わらなかったりするのだけれど、業務以外の懸念事項をこれ以上増やしてくれるなってことで同じシマのひとは皆あたらずさわらずの態度を崩さないのでした。あなたはあなたで大変なのかもしれないけれど、今はこっちも大変だから構ってあげたり労ってあげたりとかできないんでそこんとこよろしく、っつうか実際そこに割ける時間が見当たらないんだ。悪く思わないでくれ。・・・・・・と一応は思ってる、ってことで今はどうか大目に見てほしいのです。ていうかね、「自分だけが辛い」とか心の中で思うだけならまだしも、それを周囲にアピールするようなそぶりはもうよしましょうよ大人なんだから。自分のめんどうは自分でみましょうよ。せめて周りに気を配りましょうよ。・・・・・・なんだか悲しくなってきました。耐えろ俺。

それでも昨日よりはわりと早く、23時前には帰ってこられました。帰り途中でコンビニに寄って、店頭受け取りを依頼しておいたお届けものを受け取ってわくわくしながら帰宅。中身は、2冊の本でした。うち1冊を湯舟に浸かってゆっくりと読むつもりが、やわらかな言葉とリズムのよさと少しのユーモアにすいすい引き寄せられてあれよあれよという間にするんと読み終えてしまいました。ああ、大事に読もうと思ってたのに。でも、こういうふうに、まるでおいしい水を飲み干すみたいにきもちよく活字を追うことができたのはとても喜ばしいことだと思いました。どうして、わたしの好きなものをこんなにきちっと差し出してくれるの?すごいすごいすごい。わたしはしあわせものです。おやすみなさい。