almost everyday.

its a matter of taste, yeah

勝っても負けても負かされても

遠くのほうから風にのってふうわり香るきんもくせいはとてもいい匂いです。あんまり近すぎると、生々しいというよりはもうグロテスクというのに近い力強さになるけれど。

「福島の乳牛 ブルセラ病の疑い」というローカルニュースを見て、不意を衝かれたようにうろたえた県民は果たして何人くらいにのぼるのだろう。と実にくだらないことを頭の隅で考えながらボクシング中継を見てました。それとも、現代を生きる若いひとたちはそんな言葉なんて最初から知らなかったりするのでしょうか。わからない。そして初防衛の内藤さん、それも激しい打ち合いでまぶたを腫らした後の内藤さんの顔が、むかし地元でお世話になった某Kせんぱいにとてもとてもよく似ていらして何だか勝手にどきどきしてしまいました。

それはさておき。試合終了後の、あの場内の雰囲気はどうしたもんかなあという気持ちにさせられました。勝利にではなく敗北に沸いてる、というのがびしびし伝わってきて何だかとても居心地がわるいです。初防衛より初黒星が大きくクローズアップされる、というのはきっと勝者にとっても本意じゃないはず。喜びも少なからず霞んでしまいそうな気がします。後味わるいなあ。おやすみなさい。