almost everyday.

its a matter of taste, yeah

抱えている問題が小さいとは言い切れそうにない

オフ日です。ゆっくり目を覚まして10時には相方んちを出て福島へ、しかるのちに用事を済ませて夕方には帰宅。いろいろと事態がこみいってて、わたしもいまだに事の次第を把握しきれていないのだけれど、とりあえず、うちの実家(および、姉んち)に大小さまざまな問題が山積しているというのはまぎれもない事実みたいです。ひょっとしたら、お祓いとかしてもらったほうがいいのかもしれないんじゃないのかなあ。家族のなかでただひとり、わたしだけが物理的距離によってそれらの厄介ごとから隔離されたままでいられるという現状がどうにも不公平に思えて仕方ないのだけれど、今のところはまだこうして様子を窺うより他になさそうです。というか、現実的に何の役にも立てなさそう。ふがいないなあ。結局のところ、わたしはあの家ではきっと、死ぬまでずっと「小さな末っ子」なのだろうと思います。そして、ある組織の中で最も若輩である者の務めとは「すべてを最後まで見届けなければならない」ということに尽きるわけで、それはそれで相当タフな役目のはずなのですが順当に行けば最後に死ぬのはわたしだろうし、とりあえず今できることをできうる限りやっておこうと思ったり思わなかったりしています。まずは健康第一かしら。長生きしてよね、皆様。

19時、部屋を出て駅前まで。ふちがみとふなとのライブを見に行きました。曲を聴いたことはおろか名前すら知らなかったのですが、すごくすごく良かったです。20人も入れば満員の小さなお店で、アンプもマイクもない正真正銘のアンプラグドで、鳴らされるのはウッドベースとピアニカとその他いくつかの小さな楽器たち、そしてよく通る気持ちのいい声だけ。それなのに、ひとたび曲が始まればあっという間にアフリカのバス停にも砂漠を走るトラックの中にも、見知らぬ人だらけのオフィスにも涙を流す女のひとの目の前にだって連れて行かれてしまうんです。あんまり気持ちがよすぎてずっと、ウッドベースの弦を押さえる指の動きに見とれてぼうっとしたまま聴き入ってしまいました。また見たいです。また来てくれたらいいな。おやすみなさい。