almost everyday.

its a matter of taste, yeah

歓びの種

なんでか、なんだか。やたらと濃密な1日でした。
昨日できた月報のデータに決裁もらって最終調整して後は送るばかりの状態に仕上げたのが9時、別所属の同業者からのしちめんどうくさいオーダーと上司からのデータ照合依頼を平行作業で片づけたのが11時、隣のシマに呼ばれて関数ちょろっと手直ししたのが11時半すこし前。やれやれ、これでようやくひと息つける。と思ったら午後の会議の書記を頼まれそのまま下準備まで手伝うはめに。午後は午後で聞き取り+文字起こしにいそしみ、本社から来たえらいひとに帰り際「それ、今日のうちに上に掛け合いたいからできたらすぐにメールで送って」とまるで出前でも頼むような軽い調子で促され、内心はらわた煮えたぎらせつつひたすらかたかたキーを叩いてゴーサインもらって送信ボタンを押したのが16時。やればできてしまう自分がちょっと嫌。うまいこと乗せられていいように転がされてるみたいで(実際そうなんだろうけど)だいぶ不本意。
そんなことはどうでもよくて、その後の話。まるで前の作業が終わるのを待ってたみたいなタイミングのよさで次の仕事のオーダーが立て続けに2件。それも両方今日中マストとか、ほんと勘弁してほしいです。それでもやればで(以下略)。終業後は終業後ですぐさま宴会場へ移動、そうです今日は職場の忘年会なのでした。それも全員そろい踏みする一大イベントです。自分は会計=財布持ちの役しか仰せつかっていないつもりが、気が付けばいつの間にかビンゴ大会の進行を仕切っているこの不思議。お開きの際は高額商品ゲットに浮かれた先輩がまんまと忘れて行った鞄を手にして送迎バスまで猛ダッシュ、という中途半端な好プレーまで披露するありさま。ちなみに、今日も一滴も飲んでません。…もういい誰か撃ち殺してくれ、ていう誰のものだかわからん声が途中からずっと、頭のずっと上のほうで低くニヒルに響いていた気がするのですがそれは何かの気のせいでしょうか。ああ。底深くくたびれた。
でも、こんな日にもひとつくらいは良いことがあるもので。宴会中、これまでほとんど言葉を交わしたことのない隣の部屋の同僚男子にいきなり何の前触れもなく「あのう、ズボンズ、好きなんですか?」と話しかけられました。ええええそれってどういう種類のドッキリ?と泡くって思い切り挙動不審になりましたが、話は簡単でした。「ほら、夏の間あなた、作業服の下にTシャツ着てたでしょう。その袖口に小さく『ズボンズ』って書いてあったからもしかしてそうなのかなーと思って」…あああ。控えめなワンポイントながら"Tour Fucker"とかプリントされてるとんでもないTシャツを、内心びくびくしながらも「誰かが気付いてくれたらおもしろいのに」とか何とか妄想しながら着といた甲斐があったという話です。種は蒔いとくものですね。すごいよ!まさかこの小さな職場に「ズボンズ」ていう固有名詞を知ってる人間が二人もいるなんて!…というわけで、その後はずっとそのひととしか話しませんでした。大いに、そしてはげしく盛り上がりました。サシであまりに盛り上がりすぎたせいか、ほとんど誰も近寄ってきませんでした。とりあえず、週明けにベアーズバンケットとクーラ・シェイカーの近作を貸す約束などしてみたりとか。ロックってすてきですね★えへ。
そんな濃ゆい1日でありながらも21時前には帰宅、おかげで∞の最後のほうだけ見ることができました。いのえるさん、声はどうやらまだ本調子じゃないっぽいですね。本番だいじょうぶかなー。「来週はチャンピオンとしてお会いしましょう!」って、そこまで言えたら大したもんだよ。と皮肉じゃなくてそう思えた。いやもうほんと、誰が勝ってもかまわないからおもしろい漫才してください。と願いつつ眠ります。ちなみに明日は自主オフです。仙台直行!今日しこたま働いたからこのくらいは大目に見てくださいねボス。というわけでおやすみなさい。